
IG証券のCFDは利用する上で様々なメリットがあり、多くのトレーダーに愛用されています。これから取引を始めようとされている方にはおすすめの取引手法と言えるでしょう。
ただし、具体的にどのような魅力があるのかを知っておきたいという方も多いと思います。そこで、今回の記事ではIG証券のCFD取引のメリットについて詳しく解説していきます。IG証券のCFDについて知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。



IG証券のCFD取引について解説します
- IG証券CFDの概要とは?
- IG証券CFDを利用するメリットとは?
- IG証券CFDの注意点とは?
- IG証券で利用できるツールは?
もくじで見る
IG証券CFDの概要とは?

IG証券の概要は次のようになっています。
運営会社 | IG証券株式会社 |
設立 | 2002年12月 |
金融商品取引業 | 関東財務局長(金商)第255号 |
加盟団体 | 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引 |
また、IG証券のCFD取引の基本スペックは以下の通りです。
口座開設手数料 | 無料 |
取引手数料 | 無料(※株式CFDのみ有料) |
レバレッジ | FX:25倍・株式:5倍・株価指数:10倍 債券先物:50倍・商品:20倍 |
最大注文数量 | 原則上限なし |
最小取引単位 | FX:1ロット=1万通貨 株式CFD:1株 その他:原則1ロット |
初回最低入金額 | 設定なし |
取引手数料は株式CFD以外は無料になっていることや、最大注文数量に原則上限がないことが特徴となっています。メリットなどについては、以下で詳しく解説していきますので参考にしてください。

さらに株・為替・商品の300を超える銘柄が1口座でトレードでき、スリップ保証も魅力的。
IG証券CFDを利用するメリットとは?
では、IG証券のCFD取引のメリットについて解説していきましょう。IG証券のCFD取引を行うメリットは主に以下のようなものがあります。
- 圧倒的な取引銘柄数
- 業界最狭水準のスプレッド
- 利用しやすい取引ツール
- 最大取引数量に制限がない
- リスクを抑えたノースリッページ注文が利用可能
以下では、それぞれについてご紹介していきます。
圧倒的な取引銘柄数
IG証券のCFD取引において、まず特筆すべきはその圧倒的な取引銘柄数でしょう。CFDにおいて取引可能である銘柄の数はなんと17,000種類以上となっており、国内の取引会社ではトップクラスの数字になっています。
これまで様々な取引を行なってきた上級者にも満足できる銘柄数となっており、それぞれの好みに応じた取引を行うことが可能です。FXにおいても通過ペアは約100通貨ペアが取り揃えられており、マイナーなものまで用意されていることは魅力と言えるでしょう。
幅広い銘柄から自分の取引したいものを選んでトレードしたいという方にはピッタリの取引となっています。
業界最狭水準のスプレッド
IG証券では、業界最狭水準のスプレッドで取引を行うことができます。米ドル/円では0.2銭のスプレッドで取引ができるので、コストを抑えることが可能です。人気通貨ペアのスプレッドは以下のようになっています。

あまりにもスプレッドが広い場合、トレードを行う際にもそれだけ費用が掛かってしまうリスクがありますが、IG証券ではそのような心配は必要ありません。心理的にも余裕を持ってトレードを行うことができるでしょう。
最大取引数量に制限がない
CFD取引を行うときに気になるのは最大取引数量だと思います。この制限は取り扱っている会社によって異なり、上限の幅にも違いがあるのです。その点、IG証券では最大取引数量に制限がありません。
どの銘柄においても制限を気にすることなく保有することができ、ストレスなくトレードを行うことが可能です。これは国内に存在しているFX・CFD業者の中ではIG証券のみとなっており、利用者には魅力的なサービスであると言えるでしょう。
リスクを抑えたノースリッページ注文が利用可能

IG証券ではノースリッページ注文を用いた取引ができることも大きな魅力です。多くのトレーダーを悩ませるのは、スリッページ(注文レートと約定レートに差が生じてしまうこと)のリスクでしょう。
エントリーした時点でスリッページが生じると、損失が発生した状態からトレードを行わなければならなくなります。IG証券のノースリッページ注文はこのような課題を解決し、ストレスのない取引を実現させることが可能です。
ただし、利用する際には以下のような注文保証料も発生するので、利用する前にしっかりと把握しておいてください。

IG証券CFDの注意点とは?
- 長期間取引を行わない場合、口座手数料が発生
- 取引ツールにはある程度慣れが必要
- 初心者は銘柄数の多さに混乱するかも
長期間取引を行わない場合、口座手数料が発生
IG証券の口座では、長期間の間取引を行わないと口座管理手数料が発生することに注意しなければなりません。具体的には、IG証券の口座を用いて半年以上トレードを行わない場合、口座管理手数料として550円(税込)を支払う必要があります。
もし、今後長期間の間にIG証券から取引を行わなくなる可能性がある場合には、事前に残高を残さないように気をつけるようにしましょう。しかし、普段から日常的にトレードを繰り返していればこのような手数料を支払う必要はないので、問題ありません。
取引ツールにはある程度慣れが必要
IG証券の利用者の声として、「取引ツールが使いにくい」というものがあります。IG証券はイギリスが本拠地の証券会社であり、サービスの形態としては外資系の総合金融サービスとなっているのです。
そのため、外資系のツールに使いにくさを感じる人もいらっしゃいます。しばらく利用してみて、ある程度慣れてくるまでは不便さを感じることもあるかもしれません。
ただ、そうしたことを踏まえてもIG証券を利用するメリットは多いですし、使用する中で不便さも感じなくなるため、一度使ってみて体感してみることをおすすめします。

さらに株・為替・商品の300を超える銘柄が1口座でトレードでき、スリップ保証も魅力的。
初心者は銘柄数の多さに混乱するかも
上記でも解説したように、IG証券のCFD取引はその取引銘柄数の多さに魅力のある取引です。そのため、すでに多くの取引を経験してきた上級者のトレーダーには自分の特性に合わせて銘柄を選択できるメリットがあります。
しかし、その反面で、初心者としてこれからトレードを初めて利用するという方にとっては多すぎて選べないリスクがあるという注意点も存在しているのです。こうしたことも踏まえた上で、利用するかどうかを検討する必要があるでしょう。
ただし、IG証券にはIGアカデミーという学習システムが用意されています。

こちらを利用することで初心者でもスキルを身につけながらトレードが行えるため、もし不安がある方は利用してみると良いでしょう。
IG証券CFDの取引手数料や利用できるツールは?
では、実際にIG証券で取引する際に必要となる手数料や利用できるツールについて解説していきます。それぞれ以下のようになっていますので、参考にしてください。
CFDの取引手数料
IG証券のCFD取引では、次のような手数料が発生します。取引を行う際には押さえておくと良いでしょう。

IG証券CFDで利用できるツールとは?
IG証券では、取引を行いやすいツールが用意されていることも大きな魅力です。大まかには以下のツールを利用することができますので、参考にしてください。
- WEBブラウザ版取引システム
- トレーディング・アプリ
- ProRealTime(プロリアルタイム)チャート
以下ではそれぞれについて解説していきます。
WEBブラウザ版取引システム

IG証券で提供されている基本的なチャートツールにはWEBブラウザ版取引システムがあります。こちらのツールはブラウザから誰でも無料で利用可能で、簡単にトレードを行うことができます。主な機能としては次のようなものがあります。
- 様々なテクニカル指標が搭載
- 快適な操作性
- 画面上でニュースが閲覧可能
IG証券のWEBブラウザ版取引システムでは豊富なテクニカル指標が用意されています。具体的には以下のような指標分析を行うことが可能です。
- EMA
- KDJ
- MACD
- RSI
- アルーン
- オーサム
- STC
- チャイキン
- DMI
- その他etc
以下の画像は、実際に取引を行なっている画面です。このように画面上からチャートレーダーも見やすく、円滑にトレードを行うことができます。ちなみに、ボリンジャーバンドを使用していますので、参考にしてください。

多様なテクニカル分析を行うことができますので、ご自分のトレードスタイルに合わせて利用すると良いでしょう。
また、この取引画面では、トレードを行いながらニュースなどの最新情報を確認することも可能です。次のように、画面上の右側にTwitterなどの情報が表示されており、様々なニュースを閲覧することができます。

これらのような優れた機能を快適な操作性で利用できるので、トレードを行う際もストレスを感じることがありません。
トレーディング・アプリ
IG証券では、スマートフォン用の取引ツールとしてトレーディング・アプリが用意されています。こちらのアプリには以下のような機能があります。
- チャート上から取引可能
- アラート設定も充実
- その他の詳細設定もできる
IG証券のトレーディング・アプリでは、以下のように画面上のチャートレーダーから直接取引を行うことが可能です。
このようにチャートレーダーを見ながら取引が行えるので、非常にスピーディな取引を実現させることができます。わざわざ画面を切り替えている間にエントリーするタイミングを見失うなどのリスクを下げることが魅力です。
また、トレーディング・アプリには相場の変動をお知らせしてくれるアラート機能も搭載されています。

画面上をずっと見つめていなくとも、アラートを設定しておくだけで相場の変化を知らせてくれますので、無駄な労力を割く必要がありません。
その他にもリミット注文といった詳細機能も行えるので、それぞれのトレード方式に応じて柔軟な取引を展開できるでしょう。
ProRealTime(プロリアルタイム)チャート

この他にも、IG証券では上級者向けのツールとしてProRealTime(プロリアルタイム)チャートが提供されています。こちらのツールのメリットは以下の通りです。
- 自動売買システム(ProOrder)を利用できる
- 実質的に無料で利用できる
- 複数のモニタリングツールが利用可能
まず、ProRealTimeを利用する大きなメリットとして自動売買システムであるProOrderが使用できることが挙げられます。
独自のプログラムを設定することで、トレーダーが寝ているときや仕事をしている時でも自動で取引を行なってくれます。プログラムを構築しなくとも、他の人が作ったストラテジーを利用することもできるので気軽に使用可能です。
また、ProScreenerやProRealTrendなどのツールを利用できることも大きな魅力と言えます。
ProRealTrendでは自動でトレンドラインを分析してくれるので、非常に便利です。
また、ProScreenerでは詳しいマーケット情報の分析まで行えますので、よりユーザーのニーズに応じたトレードを展開することができるでしょう。
何より魅力なのは、これらの機能を実質的に無料で利用できることです。ProRealTimeでは月額4,000円ほどの使用料が設定されていますが、月に4回ほど取引を行うことでこの使用料は無料になります。
普段通りに取引を行えば、4回ほどのトレードは確実に行うことになるでしょう。そのため、実質的には無料で利用できるケースが多いです。こうした点は利用者にとってかなり魅力的であると言えます。

さらに株・為替・商品の300を超える銘柄が1口座でトレードでき、スリップ保証も魅力的。
IG証券CFD:まとめ
今回の記事では、IG証券のCFD取引について解説しました。
- IG証券のCFDは取引銘柄数やスプレッドでメリットがある
- 口座管理手数料やツールに慣れが必要な点は注意する
- ProRealTime(プロリアルタイム)チャートなどの上級者用のツールも用意されている
