
IG証券では魅力的なチャートツール機能が用意されており、取引を行う際に活用すれば非常に便利です。
しかし、具体的にどのようなチャート機能が使用できるのか知りたいという方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、IG証券で使用することのできるツール機能について詳しく解説していきます。



IG証券のツールについて解説します
- Webブラウザ版取引システム
- ProRealTime(プロリアルタイム)チャート
- トレーディング・アプリ
- IG証券におけるチャート機能以外の魅力
もくじで見る
IG証券とは?

運営会社 | IG証券株式会社 |
設立 | 2002年12月 |
金融商品取引業 | 関東財務局長(金商)第255号 |
加盟団体 | 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引 |
まずIG証券の概要を簡単に説明します。IG証券はイギリスのロンドンにおいて設立された証券会社であり、取引可能銘柄数に定評があります。FXにおいては約100種類ほどの通貨ペアが用意されており、そのほかの商品も多様なラインナップになっています。
また、取引できる銘柄数が多いだけではなく、取引可能手法も非常に充実しています。IG証券では多くのメリットがあるノックアウトオプションを利用できるだけではなく、バイナリーオプションなども利用可能です。トレーダーは自分のスタイルに合わせて取引手法も選択することができます。
ロンドンの市場ではすでに上場している企業で、抜群の信頼性のもとトレードを行うことができます。実績のある会社で幅広い銘柄の中から取引を行いたい方には非常におすすめの証券会社と言えるでしょう。
IG証券のツール機能①:Webブラウザ版取引システム

Webブラウザ版取引システムはIG証券でトレードを行う際に使用できる基本的なチャートツールです。誰でも無料で利用することができ、豊富なテクニカル機能を利用することができます。
以下ではそんなIGチャートの特徴を詳しく解説していきます。
多様なテクニカル指標を活用することができる
Webブラウザ版取引システムでは30種類ほどのテクニカル指標に対応しており、分析機能も充実しています。
以下の画像は実際にボリンジャーバンドを用いてチャート分析を行なっているものです。

このほかにも、以下のような指標分析が用意されているのであらかじめチェックしてみてください。
- EMA
- KDJ
- MACD
- RSI
- アルーン
- オーサム
- STC
- チャイキン
- DMI
- その他etc
操作性に優れている
IG証券のWebブラウザ版取引システムはブラウザ版のツールであるにも関わらずサクサクと操作できる快適さを実現しています。
素早く注文したい時に画面がフリーズしてしまえば不便さを感じる場面もあるでしょう。
しかし、こちらのツールでは発注操作からチャートの設定、画面上のカスタマイズまで全ての操作を快適に行うことができます。
分析機能だけではなく、操作性にも優れているのは大きな強みと言えるでしょう。
ニュースや情報サービスが画面上で見れる
この他にも、IG証券のWebブラウザ版取引システムでは、ニュースや情報サービスを画面上で見ることができます。
以下のように、チャートレーダーの右側にTwitter上のニュースが表示されるのです。

こうした機能により、ニュースに着目しながら取引を行うことが可能になるでしょう。
毎回ニュースを確認しなくて済むため、利用する上で優れた機能であることが分かります。

さらに株・為替・商品の300を超える銘柄が1口座でトレードでき、スリップ保証も魅力的。
IG証券のツール機能②:ProRealTime(プロリアルタイム)チャート

IG証券では、上級者向けのチャート機能としてProRealTime(プロリアルタイム)チャートが用意されています。このプラットフォームではプログラム言語による自動取引システムや自由なカスタマイズ性など、非常に優れた性能を使用することが可能です。
以下ではそんなProRealTimeチャートの魅力や特徴について詳しく解説していきます。
ProOrder(プロオーダー)が利用できる
ProOrder機能とは、ProRealTimeチャートに設備されている自動売買システムのことです。利用することで以下のようなメリットがあります。
- プログラムを設定することで、自動的にFXトレードやCFD取引が行える
- 自分で構築しなくとも、第三者が作り上げたストラテジーを利用できる
- ストラテジーを設定することができない場合も、サポート機能を活用すれば構築可能
- 過去のデータに基づいたストラテジーの検証を行うことができる
- 自動取引であるため、自分が寝ている間や仕事中もトレードを行うことができる
ProRealTimeは実質無料で利用可能
ProRealTime機能は月額4,000円の使用料が設定されています。しかし、実は月に4回トレードを行うことでこの使用料は無料になるのです。
トレーダーの方であればむしろ4回未満のトレードになることの方が少ないはず。スイングトレードなどでも月4回トレードを行うとすれば週に1度ほどでクリアできます。
実質無料でこれほどの機能を利用できるのであれば、かなりメリットが大きいと言えます。
充実した時間足を利用できる
ProRealTimeでは表示させることができる時間足が多いのも魅力の1つです。以下のように様々な期間を設定することができます。
- ティック
- 出来高
- 秒(毎秒で設定したり、自分で設定することも可能)
- 分(1分〜30分の中から設定したり、自分で設定することも可能)
- 時間(1〜4時間の中から設定したり、自分で設定することも可能)
- 日間(自由に設定可能)
- 週間(自由に設定可能)
- 月間(自由に設定可能)
- 四半期毎
- 年間
このように細かく時間足を設定することができます。そのためユーザーのトレードスタイルに合わせて幅広く活用することができるでしょう。
ProScreener、ProRealTrend機能を利用できる
このほかにも、ProScreenerやProRealTrendなどのモニタリングツールを利用できる点も魅力です。
これら機能を利用すれば、自分が設定した条件に応じて通貨ペアの選定や時間軸の設定を行うことができます。
作成アシスト機能が実装されており、プログラミングの技術がなくとも誰でも簡単に設定可能です。
これまで複数ペアの動きを1つ1つチェックする必要がありましたが、これらのように優れたツールを利用すればそうした手間を省略することができます。
IG証券のツール機能③:トレーディング・アプリ
IG証券ではモバイルチャートも利用でき、スマホ1つでどこでも自由に取引可能です。以下ではモバイル版のチャート機能について詳しく解説していきます。
チャートから直接取引が可能
モバイル版のアプリでも、チャートから直接取引を行うことが可能です。以下のように、画面上のチャートを見ながら取引することができます。
このような機能が搭載されていることで、トレーダーはいちいち画面を行ったり来たりする手間が省けます。トレンドの変化などを見極めながら取引が行えますので、メリットが大きい性能であると言えます。
アラート設定も自由
相場の変化があるまではエントリーせず、動きがあった時に取引を始めたいという方も多いでしょう。もし、トレンドが変化するまで待っていればかなりの時間と労力が掛かります。
そんな時に便利なのがアラート機能です。IG証券のモバイルチャートではアラートの設定も自由に行うことができます。

自分が取引したい銘柄のレートをあらかじめ設定しておき、相場に変化があった時にお知らせしてもらうことが可能です。
画面上をずっと眺めておく必要がなくなるため、ユーザーにも嬉しい機能となっています。

さらに株・為替・商品の300を超える銘柄が1口座でトレードでき、スリップ保証も魅力的。
リミット注文やストップ注文など、詳細設定もできる
このほかにも、詳細設定も行うことができます。
IG証券ではリミット注文やストップ注文、ノースリッページ注文などの機能が用意されていますが、以下のように画面上で設定することが可能です。
IG証券はツール以外にも魅力がある
上記ではIG証券のチャート機能について詳しく解説しましたが、IG証券ではチャート機能以外にも様々な魅力が存在しています。トレーダーにとってのメリットとしては以下のものがあります。
- ノックアウトオプションが利用できる
- リスクを抑えた機能が充実している
- 取引できる商品が豊富
以下ではそれぞれについて解説していきます。
ノックアウトオプションが利用できる

IG証券最大の魅力は、なんと言ってもノックアウトオプションを利用することができる点でしょう。ノックアウトオプションはIG証券の代表的な取引手法とも言え、以下のような特徴を持っています。
- 資金効率が非常に良い
- 最大損失額を先に決めるのでリスクを抑えられる
- 税金対策も有利
資金効率が非常に良い
ノックアウトオプションの資金効率は非常に良いです。こちらの取引手法にはレバレッジという概念が存在していませんが、実質的なレバレッジはかなり高い状態で取引を行うことができます。通常のFX取引においては25倍までしかレバレッジをかけることができませんが、ノックアウトオプションの理論上のレバレッジはなんと1,000倍以上になることがあるのです。
このようなことからも、資金効率がよく、少ない資金で大きな利益を狙うことができる取引手法であることが分かります。資金も少額からスタートできるため、できるだけコストをかけたくない人にはおすすめであると言えるでしょう。
最大損失額を先に決めるのでリスクを抑えられる
ノックアウトオプションでは、最大損失額は最初に決めた状態で取引を開始します。このことにより自分がどれだけ損失を出しても、設定した金額以上の損失額にはならないのです。もし、通常の取引手法でトレードを行なっていれば、想定外の相場変動などで一気に損失が膨らんでしまう恐れもあるでしょう。

また、相場の変動だけではなく、「待っていれば損失を抑えられるかもしれない」という気持ちから、自分が想定していた損切りラインを変更してしまい、逆に損失を広げてしまう可能性もあります。(誰しもが経験したことがあるはず)
こうしたあらゆる損失に対するリスクを抑えることができる点も、ノックアウトオプションを利用するメリットであると言えるでしょう。
税金対策も有利
このほかにも、ノックアウトオプションは税金対策を行う上でも有利であることが魅力です。税金面では、主に次のようなメリットがあります。
- どれだけ取引で利益が発生したとしても20.315%の税率が変化しない
- 損失繰越を3年間行うことができる
- 国内FXやCFD取引と損益通算を行うことができる
通常、利益がでた場合にはその内容に応じて税金がかけられることになりますが、ノックアウトオプションではどれだけ利益が発生しても税率が変わりません。また、損失を繰り越せることや他の取引と損益通算が行える点も魅力です。
このように、税金面においてもかなり充実した取引であるため、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。
リスクを抑えた機能が充実している
上記ではノックアウトオプションについて解説しましたが、IG証券ではこのほかにもリスクを抑えた機能が充実しています。まず初めに、ノースリッページ注文という機能を利用することが可能です。

多くのトレーダーを悩ませるのは、スリッページ(注文レートと約定レートのずれ)が発生することではないでしょうか。スリッページが起こるとエントリー時点から既に損失が出た状態で取引を開始することとなり、かなり不利であることは明らかです。ノースリッページ注文を利用すれば、こうしたリスクを回避することができ、安心して取引を進めることができるでしょう。
また、このほかにもIG証券の取引にはプライス最適化機能を利用することもできます。

この機能は「注文を行った時点から取引者にとって有利に相場変動があれば約定し、その反対に不利な変動となれば約定しない」といったものです。こうした機能が備わっていることにより、損失が発生するリスクを下げることが可能になります。
取引できる商品が豊富

IG証券では取引できる商品の種類が豊富です。通貨ペアにおいては約100種類ほどが用意されており、自分の好みに応じてトレードを展開することが可能です。他社では扱われていないマイナーなものまで取引することが可能であるため、幅広く取引したい方にとってはおすすめと言えるでしょう。
また、通貨ペア以外にもゴールドなどの商品も取引が行えるので、多種多様なトレードを実現できます。多くの商品をトレードしたいとお考えの方には魅力的なサービスであると言えるでしょう。
IG証券を利用すべき人とは?
ここまでIG証券に関する情報について解説してきましたが、実際にIG証券における取引に向いている人とはどのような人なのでしょうか。主に以下のような方はIG証券を利用すべきであると言えるでしょう。
- ノックアウトオプションを利用したい人
- 多様な銘柄を取引したい人
- リスクを抑えた取引がしたい人
以下ではそれぞれについて解説していきます。
ノックアウトオプションを利用したい人
まず、ノックアウトオプションでの取引を行いたい方はIG証券を利用するのが良いでしょう。ノックアウトオプションはIG証券における代表的な取引手法となっており、上述したようにトレーダーには非常に魅力的なサービスとなっています。そのため、こちらの取引手法を利用したい人はIG証券でのトレードを検討してみる価値があると言えます。
多様な銘柄を取引したい人
IG証券ではその取引可能銘柄数に定評があります。FX通貨ペアは約100種類ほど提供されており、全ての銘柄を合わせると17,000種類もの銘柄をトレード可能です。
このように、多くの銘柄の中から自分に適したものを選んでトレードを行いたい場合にはIG証券を利用する価値があるでしょう。
リスクを抑えた取引がしたい人
IG証券では上記でも解説したように、ノースリッページ注文やプライス最適化などのリスクを抑える取引が充実しています。そのため、できる限りリスクを回避した状態でトレードを行いたい方には非常に適した取引会社であると言えるでしょう。
また、ノックアウトオプションにおいても最大損失額をはじめに決定した状態でトレードを開始します。最初に損失額を設定することにより、相場の変動や損切りのタイミングを見失ってしまい損失を広げてしまう心配がありません。
このように、様々な点で危険性を回避できるシステムが搭載されているのが魅力です。できるだけリスクを避けたい方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回の記事ではIG証券で利用できるツールについて解説してきました。
- ブラウザ版の基本ツールはWebブラウザ版取引システムが用意されている
- 上級者の方はProRealTime(プロリアルタイム)チャートもおすすめ
- スマートフォンではトレーディング・アプリが利用できる
- チャート機能以外にも魅力が多数存在している
