
IG証券はノックアウトオプションやCFDなどの様々な取引ができ、トレーダーにとって非常に魅力的な証券会社です。
ただし、利用する上で手数料が気になるという人もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、IG証券の手数料について詳しく解説していきます。
取引や口座の利用で必要になる手数料について詳しく記載していきますので、ぜひ参考にしてみてください。



IG証券の手数料について解説します
- 取引に掛かる手数料とは?
- 口座に掛かる手数料とは?
- IG証券のメリットは?
- IG証券のデメリットは?
- まとめ
もくじで見る
IG証券の手数料で取引に掛かるものとは?
運営会社 | IG証券株式会社 |
設立 | 2002年12月 |
金融商品取引業 | 関東財務局長(金商)第255号 |
加盟団体 | 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引 |
早速ですが、IG証券において取引する上で必要になる手数料を見ていきましょう。
FXと各種CFD取引でそれぞれ異なりますので、注意が必要です。
FX取引で必要になる手数料
FX取引に手数料は掛かりませんが、その代わりにスプレッドが課されることになります。
2022年6月30日現在のFXリアルタイムレートは以下のようになっていますので、あらかじめ確認しておきましょう。

CFD取引に掛かる手数料
株式CFD取引を除く各種取引において取引手数料は無料となっています。ただし、株式CFDについては以下のように片道手数料が必要になりますので、取引する前にチェックしておきましょう。

ノックアウトオプションに掛かる手数料
ノックアウトオプションではノックアウトプレミアム以外に購入手数料は掛かりません。(プレミアムの場合には200円)
ただしスプレッドが発生しますので、確認しておく必要があります。


さらに株・為替・商品の300を超える銘柄が1口座でトレードでき、スリップ保証も魅力的。
IG証券の手数料で口座に掛かるものとは?
IG証券を利用する上で、口座に関する手数料について気になる方もいるのではないでしょうか。
以下では口座に関する手数料を具体的に解説していきます。
口座の開設は手数料なし
IG証券の口座は無料で開設可能で、手数料は必要ありません。
ホームページ上でも解説されているように、最短2日で取引を始められます。

最低入金額も設定されていませんので、気軽に開設できます。
口座を維持する場合には、条件によって手数料が発生
口座を開設する上で手数料は必要になりませんが、口座を維持する場合には手数料が発生することがあります。
以下の3つのうち、全てに該当する場合には口座管理手数料として月額550円(税込)が発生するので、気をつけるようにしましょう。
- 証拠金を1円以上預けている
- 6ヶ月以上FXやCFDの口座にポジションがない
- 6ヶ月以上取引を行なっていない
これらの全てに該当する場合、口座管理手数料が必要になります。
なお、証拠金の残高が550円に満たない場合には全額が引き落とされることになりますので、注意しましょう。

IG証券のメリットは?
IG証券では、利用する上で様々なメリットが存在しています。
主に以下のようなサービスを利用できるため、事前に確認しておくようにしましょう。
- ノックアウトオプションが利用できる
- 最大取引数量が無制限
- 業界最狭水準のスプレッド
- 多種多様な商品を取引でき、トレード手段も豊富
それぞれについて、以下で詳しく解説していきます。
ノックアウトオプションが利用できる
IG証券を利用する最大の魅力は、やはりノックアウトオプションを利用できることでしょう。
ノックアウトオプションを利用すれば、取引する上で効率的なだけではなく、税金面でも有利な取引が可能です。
主な特徴としては次の内容が挙げられます。
- 資金効率が良い(実質的に高いレバレッジで取引ができる)
- 節税対策をしやすい
- 誰でも簡単にトレードできる
- 少ない資金でも取引できる
このように、利用する上でメリットしかない素晴らしいトレード手法となっているのです。
こうしたサービスを利用できることは、IG証券で取引する魅力であると言えるでしょう。
最大取引数量が無制限
IG証券では、原則どの銘柄で取引を行なった場合でも取引数量が無制限となっています。
そのためCFDやFXなど、どのような銘柄でトレードした際にも制限なくポジションを取ることが可能です。
どの業者を選ぶか悩んでいるときに注目したい取引単位ですが、IG証券ではこのように取引単位を気にすることなく取引できるため、ユーザーにとってメリットとなるでしょう。
業界最狭水準のスプレッド
IG証券では業界でも最も狭いスプレッドで取引ができます。
主要な通貨ペアのスプレッドは次のようになっているので確認してみてください。

ドル/円では0.2のスプレッドでトレードが行えます。スプレッドが広ければその分余計なコストが広がる心配もあるでしょう。
しかし、IG証券では上記のようにスプレッドも狭く設定されているため、余裕を持って取引できます。
多種多様な商品を取引でき、トレード手段も豊富

IG証券における魅力は、取引できる商品が多いことにもあります。
FX通貨ペアにおいては約100種類ほどの通貨を取引でき、マイナー通貨も取り扱われているのです。
FX以外にも、商品取引などができ、トレーダーは自分の好みに応じて様々なものをトレードできます。
また取引手法としても先ほど解説したようなノックアウトオプションだけではなく、バイナリーオプションやCFD取引など、幅広い取引手段が用意されていることもメリットです。
IG証券のデメリットは?
上記ではIG証券に関するメリットについて解説しましたが、実際に利用する際にはデメリットも押さえておく必要があるでしょう。
IG証券におけるデメリットとしては次のようなことが挙げられます。
- 豊富な取引手段により迷う可能性がある
- 最低取引通貨単位が1万通貨からになっている
- 長期間利用しない場合には口座手数料が発生
以下ではそれぞれ具体的に解説していきます。
豊富な取引手段により迷う可能性がある
IG証券では多様な取引手段が用意されていることについては先ほど解説した通りです。
しかし、その方法や商品が多い故に、どの取引をすれば良いのか分からなくなってしまう可能性もあるでしょう。
FXのみに限定されている会社などであれば、迷わずに済むかもしれませんが、IG証券では複数の取引手段が用意されています。
そのため、まだ取引を始めたばかりの初心者の方は迷ってしまうケースも考えられるのです。
最低取引通貨単位が1万通貨からになっている
IG証券では、最低取引通貨単位が1万通貨からになっていることにも注意が必要です。
2021年現在では、少ない通貨単位で取引できるFX会社も存在しています。
そのためできるだけ資金を押さえて取引したい方にとっては、デメリットとなることがあるでしょう。
しかし、IG証券のノックアウトオプションを利用してトレードすれば、資金効率を最大限に高めた状態でトレードが可能です。
こうしたことから、通常のFXだけをトレードする方以外にはそれほど注意すべき問題ではないと言えます。
長期間利用しない場合には口座手数料が発生
上記でも解説しましたが、IG証券の口座では半年ほど利用していない場合に口座管理手数料が発生します。
もし、今後しばらく口座を利用する予定がないのであれば、事前に注意しておくことが必要でしょう。
ただし、普通に取引を行なっていればこうした手数料は発生しませんので、安心して利用できます。
IG証券で利用できるツールは?
では、ここからはIG証券で利用できるツールについて解説していきましょう。
IG証券では以下の3つのツールを利用でき、初心者と上級者どちらも取引しやすい環境が整っています。
- Webブラウザ版取引システム
- ProRealTime(プロリアルタイム)チャート
- トレーディング・アプリ
以下ではそれぞれについて詳しく解説していきます。
Webブラウザ版取引システム

Webブラウザ版取引システムは、初心者にも使いやすいようにカスタマイズされた、IG証券における表中的な取引ツールです。
こちらのツールは誰でも利用することが可能で、無料で使えます。
主な特徴としては以下の通りです。
- 豊富な種類のテクニカル分析が可能
- 使いやすい性能
- ニュースを画面上から閲覧できる
IG証券のWebブラウザ版取引システムでは、ボリンジャーバンドやアルーンなど、利用できるテクニカル分析も豊富です。
さまざまな分析をしながら、自分の取引スタイルに応じたトレードを展開できるでしょう。
また、その操作性も優れています。
ブラウザ版のシステムであるにもかかわらず、非常にスムーズな操作が可能です。
フリーズしてしまう心配もなく、ユーザーはストレスを感じずに取引できる点も魅力の一つと言えます。
このほかにも、ニュースや情報をチャート上から閲覧することも可能です。
以下のように画面右側にはTwitterのニュースが流れてくるため、トレードしながら最新の情報をチェックすることもできるでしょう。

このように、基本的なツールでありながら多くのメリットがあるため、非常に使いやすいツールであることが分かります。
ProRealTime(プロリアルタイム)チャート

IG証券では、Webブラウザ版取引システムとは別に、上級者向けのツールとしてProRealTime(プロリアルタイム)チャートという機能も搭載されています。
こちらのツールの特徴としては以下の通りです。
- 自動売買システムが利用できる
- 実質無料で利用可能
- 充実したモニタリングツールも搭載
このProRealTimeチャートの大きな魅力は、ProOrder(プロオーダー)と呼ばれる自動売買システムを利用できることです。
このシステムを利用すればプログラムを設定することによって自ら取引する必要がなくなり、自分が寝ている間でもトレードしてくれるようになります。
しかもプログラムは自分で構築する必要がなく、第三者が作ったストラテジーを利用できるため、設定に不安がある方も利用しやすい仕様です。
また、利用料金は月額で4,000円ほどになっていますが、月に4回ほどトレードすれば無料となります。
そのため、実質無料で利用できることも大きな魅力と言えるでしょう。
このほかにも、ProScreenerなどのモニタリングツールも搭載されています。
この機能を使うことによってマーケットのトレンド予測をスムーズに行え、相場を見極める上で役立つでしょう。
複数ペアの変化を逐一チェックせずともツールを活用することで快適にトレードが可能になります。
トレーディング・アプリ
IG証券ではモバイル版のアプリも充実しています。
トレーディング・アプリというツールをスマホから利用でき、いつでもどこでも取引可能です。
トレーディング・アプリの特徴は以下の通りです。
- チャート上からも取引できる
- アラート設定が可能
- ストップ注文などの詳細設定も自在
IG証券のトレーディング・アプリでは、以下のようにチャートレーダーを見ながら直接取引が可能です。
画面を毎回切り替えるストレスがかからず、スムーズな取引を実現できるでしょう。
また、相場の変動を知らせるアラート設定も利用可能です。

エントリーポイントを見極める際、アラートを設定しておくことで狙っている相場になれば自動でお知らせしてくれるので、画面を凝視し続ける必要がありません。
時間や手間を省略でき、トレードしやすくなります。
このほかにも、リミット注文やストップ注文といった詳細な設定も可能です。
これらの機能を使いこなせば、急な相場変動にも対応でき、よりリスクを抑えたトレードを実現できるでしょう。
IG証券のアプリについては以下の記事でより詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

さらに株・為替・商品の300を超える銘柄が1口座でトレードでき、スリップ保証も魅力的。
IG証券のキャンペーン情報
2022年6月現在、IG証券では新規口座開設キャンペーンが行われています。
概要としては以下の通りです。
- 口座開設期間:2022年5月1日(日)~2022年6月30日(木)まで
- 条件:口座開設+FXかFX以外の銘柄の取引
- 対象:各種先着600名
FXとFX以外の取引でキャンペーンの内容が若干異なります。
それぞれについて解説します。
FX取引の新規口座開設キャンペーンの内容は以下の通りです。
FXの新規口座開設キャンペーンでは、口座の新規開設とその後の取引ロットにより、最大で5万円のキャッシュバックが貰えます。
キャンペーンの参加手順は以下の通りです。
- 新規口座を申し込む
- IG証券のTwitterアカウント(@IGJapan)をフォロー
- キャンペーン登録情報をメールで送信する
- 口座申込後30日以内に初回の取引をする
- 取引ロット数に応じて追加でキャッシュバックが貰える
注意が必要なのは、口座開設後30日以内に初回の取引をするという点です。
30日を過ぎてしまうと、キャンペーンの対象外となってしまうので、期間に注意して初回取引しましょう。
続いてFX以外の銘柄での新規口座開設キャンペーンを紹介します。
FX以外の銘柄での新規口座開設キャンペーンの内容は以下の通りです。
FX以外の銘柄でも基本的な内容はFXと同様ですが、こちらは他社取引報告書の提出で最大6万円のキャッシュバックが受け取れます。
キャッシュバックの具体的なステップは以下の通りです。
- 新規口座を申し込む
- IG証券のTwitterアカウント(@IGJapan)をフォロー
- キャンペーン登録情報をメールで送信する
- 口座申込後30日以内に初回の取引をする
- 取引回数に応じて追加でキャッシュバックが貰える
- 他社取引報告書を提出することで更に1万円のキャッシュバックが貰える
FXのキャンペーンとの違いは、こちらは取引回数によりキャッシュバック金額が上乗せされます。
1回の取引が1ロット以上の場合のみカウントされます。
また、他社取引報告書の提出で更に1万円のキャッシュバックが貰えます。
少々複雑なので、より詳しい情報を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

さらに株・為替・商品の300を超える銘柄が1口座でトレードでき、スリップ保証も魅力的。
まとめ
今回はIG証券の手数料について解説しました。上記の内容を参考にして、今後の取引にお役だてください。
- FXで取引する場合には手数料ではなくスプレッドが必要
- CFD取引では各種取引に掛かる手数料の違いに注意
- ノックアウトオプションではプレミアム以外手数料は必要なし。(ただしスプレッドに注意)
- 口座の開設に手数料は必要なし。(ただし一定条件を満たせば維持コストが発生)
