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相場を読む上で、チャートをしっかり分析することが重要です。

過去と同じ相場チャートになった場合、次の展開が読みやすくどのような戦略で売り買いするかを決定できます。

また、チャートと同時にテクニカル分析などを併用できるかも重要ですが、証券会社側でどのようなチャートを用意しているかが大きなポイントになります。

圧倒的な銘柄を取り扱っていることで有名なIG証券では、IGチャートと呼ばれるオリジナルチャートを用意しています。

IGチャートとは一体どのようなもの?
IGチャートの見方を知りたい

この記事では、IGチャートの特徴や見方などについて、詳しく解説します。

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IG証券の「IGチャート」とは?

IGチャート
出典:IG証券

IGチャートは、各種取引において重要となるチャートを確認できる仕組みのことを指します。

チャート自体は他の証券会社でも提供されていますが、IGチャートならではの特徴があります。

IGチャートの主な特徴は、以下の通りです。

IGチャートの特徴
  1. 24時間取引できる
  2. 優れたチャート分析ツールが無料で使える
  3. チャート上での経済イベント表記できる
  4. カスタマイズ性が高い
  5. 保存や印刷もできる
  6. 最大6銘柄の比較分析が可能
  7. ドラッグ&ドロップするだけでチャートを置き換え可能
  8. チャート上で直接取引できる
  9. ライブチャートにいつでもアクセスできる「モバイルチャート」が利用できる

各特徴について、詳しく解説します。

1.24時間取引できる

IG証券のCFD取引の特徴でもありますが、IGチャートを使用すれば24時間いつでも取引できます。

例えば、通常の証券会社では日本市場がクローズする夕方や夜間は取引できません。

日中取引したいトレーダーにとって、仕事しながら取引するのは困難です。

その点、IGチャートを使用すれば夜間取引できます。

2.優れたチャート分析ツールが無料で使える

単にチャートだけを眺めていても、どのような展開になるのかを読むのは困難です。

そこで、取引をサポートする分析ツールが使えるかがポイントとなります。

インジケーターと呼ばれる、指数や補助線などを引くことで今後の展開を読みやすくできます。

IGチャートでは、主に以下メジャーなインジケーターが使用可能です。

インジケーター名詳細
移動平均線(MA)多くのトレーダーに愛用されているインジケーターとして有名。MAはある一定期間の価格から平均値を算出し、チャート上に折れ線で表示する。期間の異なるMAの水準を比較し、トレンドを予測することも可能。
指数平滑移動平均線(EMA)他のテクニカルインジケーターと組み合わせ、相場の状況やトレンドを正確に把握できる。EMAは期間を設定する必要があり、一般的には12日、26日、50日、200日で設定するパターンが多い。
ストキャスティクス現在の相場が買われすぎているのか、売られすぎているのかを分析できる。オシレーター系指標として有名で、ストキャスティクスの数値は0から100までの範囲で動く。一般的には数値が20以下の場合は売られすぎ、80以上の場合は買われすぎと判断する。
移動平均収束拡散法(MACD)ACDラインとシグナルラインを比較し、相場の勢いを分析するテクニカルインジケーター。MACDラインがシグナルラインを上抜けする場合は買いのシグナル、MACDラインがシグナルラインを下抜ける場合は売りのシグナルと判断する
ボリンジャーバンドボラティリティの動向を分析する際に使用するテクニカルインジケーター。バンドの上限、バンドの下限、移動平均線で構成されており、バンドの幅はマーケットのボラティリティによって変化する。
相対力指数(RSI)買われすぎか、売られすぎかを判断するテクニカルインジケーター。RSIの数値は0~100のレンジで推移し、一般的にはRSIの数値が70付近まで上昇すると買われすぎ、RSIの数値が30付近まで低下すると売られ過ぎと判断する。
フィボナッチ・リトレースメント価格の戻りの水準を分析するために使用するテクニカルインジケーター。ある一定期間の高安を設定して、高値から何パーセント、安値から何パーセント戻るのかを予測する際に使用する。主に38.20%、50.00%、61.80%が重要な戻りの水準となる。
一目均衡表相場をサポートする水準や上昇を抑制する水準を分析する際に活用するテクニカルインジケーター。一目均衡表は転換線、基準線、2本の先行スパン、遅行スパンで構成され、2本の先行スパンの間を雲と呼ぶ。
標準偏差マーケット全体の状況を分析する際に使用されるテクニカルインジケーター。標準偏差が上昇すればマーケットは上下に振れて不安定な状況にある。逆に、標準偏差が低下の局面にあるケースではマーケットが落ち着いた状況にある。
平均方向性指数(ADX)価格の変動幅を指数化し、トレンドの方向性や強さを分析するためのテクニカルインジケーター。ADXは0から100までのレンジで推移し、パラメーターを14日間で設定することが多い。ADXの値が25以上の場合は強いトレンド、ADXの値が25未満では弱いトレンドと判断する。

その他、多くのオリジナルインジケーターも用意されており、自分好みのチャートで取引できます。

3.チャート上での経済イベント表記できる

チャート分析していても、避けられないのが経済イベントによる価格の変動です。

どれだけチャートで流れを読めても、例えばアメリカ雇用統計などの重要指標が発表されて、その影響で価格変動することはチャート分析では読み切れません。

そこで、IGチャートでは経済イベントを表記することが可能です。

過去のチャートを参考にする場合、経済イベントを記録しておくことでイレギュラーな状態であったことを把握できます。

4.カスタマイズ性が高い

チャートは、自分なりにカスタマイズして使用するのが一般的です。

特に、カラーリングについては自分好みのものにアレンジすれば、より見やすくなります。

そこで、IGチャートでは容易にカスタマイズできる設定があるのです。

また、アラート設定等が可能であり画面を常に注視していなくても売り時や買い時を把握できます。

5.保存や印刷もできる

IGチャートでは、チャート画面の保存や印刷が可能です。

IGチャート上に経済イベントを記録できますが、その情報やチャート上に引いた線も保存できるので、後で見返して自己分析する際に役立ちます

また、画面上ではなく紙ベースでチャートに文字を書き込みたい場合、印刷できる点は魅力的です。

6.最大6銘柄の比較分析が可能

IGチャートでは、単独の銘柄だけをチャート表示できるだけでなく、最大6銘柄を比較分析できる点も魅力的です。

例えば、日本円の通貨ペア各種を比較したり、米ドルの通貨ペアとNASDAQの市場チャートを比較して、相関性を確認するなどの使い方があります。

より多角的な分析によって、精度の高い取引が可能です。

7.ドラッグ&ドロップするだけでチャートを置き換え可能

IGチャートは、操作性にも強いこだわりが見られます。

特に、ドラッグ&ドロップするだけでチャートを置き換えられる点が魅力的です。

複数のボタン操作で切り替えると、一瞬の取引チャンスを逃すことになりかねませんが、IGチャートではドラッグ&ドロップするだけでチャートを置き換えできます。

8.チャート上で直接取引できる

IGチャートでは、チャート画面からそのまま取引できる点も評価できます

別画面を開くことなく、IGチャート上でチャート分析と注文までできるため、スピーディーな取引が可能です。

9.ライブチャートにいつでもアクセスできる「モバイルチャート」が利用できる

チャート分析はPCなど大画面でおこなうのが一般的と思いがちですが、IGチャートの場合はモバイルチャートが用意されています。

モバイル画面でも見やすくカスタマイズされており、外出先などでもテクニカル分析も容易におこなえます。

時間軸やスタイルの選択、各種指標の設定、そして自動更新の頻度を設定できるなど、様々なカスタマイズが可能です。

また、ログインせずに利用できる点も魅力的です。

IGチャートの見方・使い方

チャート

IGチャートは、複雑な操作が不要で直感的な操作で様々なチャートを表示できます。

ここでは、主なチャートの見方や使い方について詳しく解説します。

IGチャートの見方・使い方|時間足

時間足とは一定時間における値動きを表し、中央の太い管が時間内の始値と終値を示し、両端はそこから外れた最高値と最安値を表示できます。

短期トレードでは1分足、中長期では日足などが使用されることが多いです。

スパンが長い足を選べば、チャート全体に表示される期間も長くなります。

IGチャートでは、1秒から1月まで幅広い時間足を選択可能で、取引スタイルに応じて適切な時間足を選べます

時間足を設定する場合、チャート上で右クリックして「表示項目」を選択後、設定したい時間足にチェックを入れてください。

IGチャートの見方・使い方|ローソク足

チャート表示の中でも、スタンダードな表示方法がローソク足です。

これは、IGチャートだけでなく一般的な証券会社のチャートでも広く使用されています。

ローソク足は、ある一定の時間帯における価格の変動を表し時間軸はトレーダーの好みにより設定可能です。

通常は秒単位から年足単位まであり、4本値(始値、最高値、最安値、終値)で構成されています。

ローソク足は単に価格を知るためだけでなく、ローソク足の形状で現在の相場の状況や今後のトレンドを予測できます。

有名なテクニカル分析指標を組み合わせて、より正確に将来のトレンドを予測するために使用できるのです。

また、細い線であるヒゲの形状によっても今後のトレンドを予測できます。

ローソク足を設定する場合、チャート上で右クリックして「表示項目」を選択後、設定したい時間足にチェックを入れてください。

IGチャートの見方・使い方|インジケーター

IGチャートでは、先に解説したインジケーターを重ねて表示できます。

自分の取引戦略に従って、最適なインジケーターを選択して表示させ、分析しながら取引することが重要です。

インジケーターを設定する場合、チャート上で右クリックして「表示項目」を選択後、希望するインジケーターを選択してください。

IGチャートの見方・使い方|描画ツール

描画ツールとは、チャート上に以下を描画できるツールです。

描写ツールの種類
  • ギャンライン
  • ギャンファン
  • テキスト
  • トレンドライン
  • フィボナッチ
  • ポイントライン
  • 垂直線
  • 水平線
  • 矢印

例えば、ローソク足の底値に補助線を引いて、この後の流れを予測する際に使用できます。

また、トレンドラインやフィボナッチなどの描画も可能です。

IGチャートの見方・使い方|イベント表示

IGチャートでは、各種経済指標などを表示できます。

さらに、イベントに対するトレーダーの予測値と実績も確認可能な点が魅力的です。

イベント表示は、チャート上で右クリックして、「イベント」、「国名」を選択して表示させたい経済指標にチェックを入れれば設定可能です。

上級者やプロトレーダーに人気の「ProRealTimeチャート」とは?

ProRealTimeチャート
出典:IG証券

IGチャートは、主に使いやすさを追求したチャートとなりますが、より上級者向けのProRealTimeチャートも利用可能です。

ProRealTimeチャートは、IG証券のWebブラウザ版取引システムと一体化しており、高機能なチャートパッケージとなります。

2022年5月時点でバージョン10.3までアップデートされており、人気のチャートシリーズとして知られています。

ProRealTimeチャートの機能・特徴

ProRealTimeチャートの主な機能や特徴として、以下が挙げられます。

ProRealTimeチャートの機能・特徴
  1. 100種類以上の指標が利用可能
  2. チャート上から直接注文できる
  3. 独自プログラムによる注文が可能
  4. 高度なカスタマイズが可能

各特徴について、詳しく解説します。

1.100種類以上の指標が利用可能

ProRealTimeチャートでは、IGチャートよりも多くの指数を用いて取引できます。

その種類、なんと100種類以上もあり自分好みの指数を見つけやすいという特徴があります。

さらに、オリジナルの指数も作成可能で、自分のメソッドを用いて取引もできます。

2.チャート上から直接注文できる

IGチャート同様に、チャート上から直接取引できる機能があります。

チャートと注文画面両方を開く必要がなく、スピーディーな取引が可能です。

3.独自プログラムによる注文が可能

ProRealTimeチャートならではの機能として、自動トレーディング機能があります。

プログラム設定によりFXとCFDの注文を自動執行でき、30年にわたる過去のデータからストラテジーを検証できます。

戦略執行アルゴリズムは、プラットフォームのサポート機能を使用して作成したり、プログラムコードをゼロから書いて作成も可能です。

また、MT4により自動売買と違ってPCを常時化膿させなくても、ストラテジーの設定に従って自動的に取引が執行できます。

4.高度なカスタマイズが可能

ProRealTimeでは、自身の好みに合わせてカスタマイズが可能です。

例えば、チャートやプラットフォームのカラーリングを変更したり、各市場の開閉に合わせた取引時間のカスタマイズについても、ワークスペースを自由に編集して必要な情報を設定することでカスタマイズできます。

ProRealTimeチャートの4つのメリット

ProRealTimeチャートには、主に以下4つのメリットがあります。

ProRealTimeチャートのメリット
  1. 自分のメソッドを活かした取引ができる
  2. 自動売買でチャンスを逃しにくい
  3. 高性能でも無料で利用できる場合がある
  4. 自分なりにカスタマイズしやすい

各メリットについて、詳しく解説します。

1.自分のメソッドを活かした取引ができる

プロトレーダーになると、汎用の指数を用いたトレーディングに飽きるので、自分ならではのメソッドで取引する機会が多くなってきます。

ただ、指数をチャート表示させるのはかなり大変で、複雑なプログラムが必要です。

その点、ProRealTimeチャートを使用すれば指数も簡単に作成できるので、自分のメソッドで取引できるというメリットがあります。

2.自動売買でチャンスを逃しにくい

ProRealTimeチャートでは、自動売買ができる点が魅力的です。

自動売買を用いれば、いつでも取引チャンスを逃すことなくトレーディングできます。

また、短期トレードの場合は常にチャートを見続けなければならず、精神的に大きな負担がかかります。

その点、ProRealTimeチャートの自動売買によって精神的な負担も低減できます。

3.高性能でも無料で利用できる場合がある

ProRealTimeチャートは、高性能すぎるために他の証券会社では有料で提供されるほど完成度が高いという特徴があります。

IG証券でも、通常時は月4,000円(税込)の費用がかかりますが、取引状況に応じて無料化できる点が魅力的です。

4.自分なりにカスタマイズしやすい

ProRealTimeチャートは、完全に自分好みにカスタマイズできる点もメリットとなります。

特に、色使いについては個人で癖が出やすいものですが、自分好みのカラーリングにすることでより視覚的に見やすく、また注文間違いのリスク回避にも役立ちます。

ProRealTimeチャートの口座開設方法・使い方

チャート

ProRealTimeチャートの口座開設から、立ち上げのステップは以下の通りです。

ProRealTimeチャートの口座開設〜立ち上げ
  1. 口座を開設する
  2. ProRealTimeチャートの立ち上げ
  3. ProRealTimeチャートの設定

各ステップについて、詳しく解説します。

1.口座を開設する

ProRealTimeチャートを使用するためには、IG証券の口座を開設しなければなりません。

口座開設するためにはIG証券のホームページにアクセスして、右上の「口座開設」をクリックしてください。

次の画面で、以下の項目を入力します。

IG証券の口座開設フォームの画像
出典:IG証券
入力項目
  1. お名前(漢字)
  2. お名前(カタカナ)
  3. 電子メールアドレス
  4. ユーザー名
  5. パスワード
  6. 国名

次に、本人確認資料の送付が必要です。

スマートフォンやタブレット端末から本人確認書類をアップロードする場合は、アプリをダウンロードをしてアプリ内からアップロードが可能です。

本人確認書類の提出が完了したら、IG証券側で審査がおこなわれて審査が完了したら、メールアドレス宛に完了メールが配信されます。

同時に取引に必要な資料を同封したお客様専用振込口座のご案内が、登録した住所宛に簡易書留で配布されます。

そして、登録したログインIDとパスワードで取引システムにログインして、口座の有効化をおこなってください。

2.ProRealTimeチャートの立ち上げ

My IGの「各種設定」タブに移動して、「ProRealTime」をクリックしてください。

そして、取引プラットフォームオンライン取引約款と同意事項を確認した上で、「ライブ口座のProRealTimeチャートを有効にする」を選択します。

最後に、ダッシュボードの各口座にある青色のプルダウンボタンから、「ProRealTimeの起動」を選択してください。

3.ProRealTimeチャートの設定

ProRealTimeチャートが起動したら、メイン画面の「表示」→「リスト」で銘柄一覧を開き、表示させたい銘柄を選択してください。

その後、使用するチャート足などを設定していきます。

ProRealTimeチャートの利用料金

料金

ProRealTimeチャートは使用当月中に最低4回以上の取引がある場合は料金がかかりませんが、それ以外のケースでは月4,000円(税込)の料金が発生します。

また、規定回数以上の取引をおこなっていても、トレーダーの取引量が継続して少ない場合は有料化されるので注意してください。

まとめ

IG証券では、初心者向きの「IGチャート」とプロトレーダー向きの「ProRealTimeチャート」が用意されています。

特に、ProRealTimeチャートは基本的に有料で提供されていますが、自動売買できることから初心者にもおすすめのチャートです。

IGチャートとProRealTimeチャートをうまく使い分けて、効率よく取引してください。

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