
ノックアウトオプションはIG証券を代表するメリットの大きな取引手法です。
その資金効率は非常に良く、通常のFXでは実現できないレバレッジでトレードを行うことができます。
今回の記事では、そんなノックアウトオプションの資金効率について解説していきます。


ノックアウトオプションの資金効率について解説します
- ノックアウトオプションの資金効率は?
- ノックアウトオプションの資金効率をFXと比較
- ノックアウトオプションの資金効率以外の魅力
- ノックアウトオプションの資金効率を生かすための戦略は?
- ノックアウトオプションの注意点は?
- IG証券はキャンペーン実施中!
もくじで見る
ノックアウトオプションの資金効率は?

では、早速ですがノックアウトオプションの資金効率について解説していきます。
結論から言えば、ノックアウトオプションの資金効率は圧倒的に良いです。詳細について以下で解説します。
- ノックアウトオプションの実質レバレッジは1000倍超え!?
- 少額の資金で大きな利益を狙うことができる
ノックアウトオプションの実質レバレッジは1000倍超え!?
損切りレベル(pips) | 必要証拠金 | 実質レバレッジ |
---|---|---|
10 | 1,000 | 1000倍 |
30 | 3,000 | 333.333~倍 |
50 | 5,000 | 200倍 |
80 | 8,000 | 125倍 |
100 | 10,000 | 100倍 |
150 | 15,000 | 66.666~倍 |
200 | 20,000 | 50倍 |
なお、具体的なレバレッジの計算方法などについては以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
少額の資金で大きな利益を狙うことができる
上記では資金効率の良さについて解説しましたが、実際の取引では非常に少額で取引を行うことができます。
具体的には、2,000円程度で1ロットの取引を行うことができます。
しかも、IG証券では1ロット=10,000通貨単位になっているので、かなり魅力的な内容と言えるのです。
通常のFXと比較しても一目瞭然といえます。どれほど効率が違うのかについては以下で解説します。

さらに株・為替・商品の300を超える銘柄が1口座でトレードでき、スリップ保証も魅力的。
ノックアウトオプションの資金効率をFXと比較
国内FX | ノックアウトオプション | |
実質的なレバレッジ | 25倍まで | 1,000倍(※KO価格による) |
必要な資金 | 米ドル10,000通貨で約4万円 | 米ドル10,000通貨で約2,000円 |
ノックアウトオプションと通常のFXを比較すると、レバレッジと最低資金の面で大きな違いがあります。
まず、レバレッジですが、通常の国内FXが25倍までしか掛けられないのに対し、ノックアウトオプションでは実質1,000倍になることも。
厳密に言えばレバレッジ商品ではないのですが、KO価格の設定の仕方によってこうしたレバレッジで取引を行うことが可能です。
また、米ドル10,000通貨単位を保有すると考えたときに必要な資金にも違いがあります。
通常のFXでは約40,000円ほど必要ですが、ノックアウトオプションでは2,000円ほどで済むのです。
このようなことから、通常のFXよりも資金効率の面ではノックアウトオプションが圧勝と言えるでしょう。
ノックアウトオプションの資金効率以外の魅力

上記ではノックアウトオプションの資金効率の良さを解説しましたが、資金効率以外でも魅力が多い取引手法です。
具体的には次のようなメリットがあります。
- リスク管理を徹底できる
- 税金対策で有利
- 取引銘柄がFX以外でも豊富
リスク管理を徹底できる
まず、リスク管理の徹底が行えることがノックアウトオプションの強みです。
実際のトレードでは、以下のように最大損失額(オプション料)をはじめに設定して取引を開始することになります。

通常のFXであれば、相場の急激な変動によって思わぬ損失が発生してしまうこともあるでしょう。
最悪の場合、追証が発生してしまうリスクもあります。
追証とは、追加保証金を省略した言い方です。委託保証金を追加して入金しなければならない状態となっていることを表しています。
追証は保有している銘柄の含み損や、担保となっている株が値下がりしたことなどによって委託保証金率が下降したために起こります。
しかし、ノックアウトオプションでは最初に設定したオプション料を上回る損失は絶対に発生しません。
KO価格が絶対的な損切りラインとなるため、手持ちの資金以上の損害は出ないのです。
追証も発生しないことも安心材料と言えます。
税金対策で有利
次に、ノックアウトオプションは税金対策を行う上でも有利です。
税金面においては以下のようなメリットがあります。
- 利益がどれだけ発生しても税率が一定
- 損益通算が可能
- 損失の繰越が可能
ノックアウトオプションの税金は申告分離課税という分類になっており、利益がどれほど発生したとしても20.315%で一定です。
大きく儲かってしまった場合には多額の税金を払わずに済みます。
また、利益に対してメリットがあるだけではなく、損失が出たケースでも魅力があるのです。
損失の通算が行えるため、複数の取引の合算で税金を計算することができます。
ノックアウトオプションによる利益(200万円)ーFXなどの損失(100万円)=100万円(課税対象)
FXなどで損失が発生していると、その損失とノックアウトオプションの利益を相殺できるので税金を抑えることが可能です。
そして、昨年度に損失が出ている場合には翌年度に繰り越すことができる点もメリットと言えます。
今年度のノックアウトオプションによる利益(100万円)ー昨年度の損失(50万円)=50万円(課税対象)
このように、今年度の利益と昨年度の損失も相殺することができるのです。
利益と損失の両方において、税金対策を徹底できるのが強みと言えますね。
もしノックアウトオプションの税金の仕組みについて知りたいという方は、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
取引銘柄がFX以外でも豊富

また、取引できる銘柄が豊富なことも、ノックアウトオプションの強みです。
FX以外にはダウNYや日経平均株価、金や天然ガスといった豊富な種類の銘柄をトレードすることができます。
もし、FX取引が合わないと感じる場合には、こういった他の取引も行うことができるため、自分に適した銘柄をトレードすることが可能です。
幅広い商品を取引したいとお考えの方には非常におすすめと言えるでしょう。
ノックアウトオプションの資金効率を生かすための戦略は?

では、ここからはノックアウトオプションの資金効率を生かすための具体的な戦略について解説します。
もし、資金効率を最大限まで生かしたいという方は、以下の戦略を参考にしてください。
- スキャルピングで勝負する
- デイトレードで勝負する
- ボラティリティの高い時間帯を狙う
スキャルピングで勝負する
ノックアウトオプションを用いたおすすめの戦略として、スキャルピングがあります。
スキャルピングとは、短い間隔の間でFXなどを取引し、少しずつ利益を得るようなトレードを繰り返す手法のことです。
取引を行う間隔としてはおおよそ数秒〜数分程度の中でトレードを行っていきます。
一度で大きな利益を狙うのではなく、少額の利益が発生した段階で利益を確定するのが特徴です。
一つ一つにおける取引で得る利益は少ないものの、何回も繰り返していくことで総合的に大きな利益を得ることを目標としています。
短期的な時間で取引を繰り返すスキャルピングは、資金効率の良いノックアウトオプションと相性が非常に良いです。
成行での注文しかできないノックアウトオプションですので、その場で即座に判断するスキャルピングは適していると言えます。
スキャルピングの詳しいやり方やメリットについては以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
デイトレードで勝負する
デイトレードで勝負するのも、有効な方法です。
ノックアウトオプションには約1年ほどの保有期限が設けられており、長期的なトレードには不向きです。
その点、デイトレードなどのように1日の間で取引を行う上ではやりやすい取引になっています。
上記で解説したようなスキャルピングだと、テクニックも求められるため、もう少しゆったりと取引したいという方はデイトレードを試してみてはいかがでしょうか。
ボラティリティの高い時間帯を狙う

この他にも、ボラティリティの高い時間帯を狙う方法もあります。
ボラティリティーとは、基本的には価格の変動度合いを表す言葉のことです。例えば、ボラティリティーが小さいというケースでは、取引している商品の変動が小さいことを表します。
ボラティリティの高い時間帯を狙い、取引を行うことで変動が激しいタイミングでトレードを行うことができます。
一撃で大きな利益を狙いたいと言う方にはおすすめです。
ただし、その変動の激しさゆえにリスクも併せ持っているので、両建てなどを駆使しつつリスクヘッジを行う方が良いでしょう。
ノックアウトオプションのさらに具体的な戦略については以下で解説していますので、ご覧になってみてください。
ノックアウトオプションの注意点は?

では、ここからは実際にノックアウトオプションを利用する際に注意したいことについて解説していきます。
これから利用される場合、以下のことに注意するようにしましょう。
- KO価格を変更することができない
- 成行での注文しかできない
- スプレッドが広い
KO価格を変更することができない
まず、KO価格を取引途中で変更することができない点には注意が必要になります。
ノックアウトオプションでは、以下のように取引を始める前にKO価格を選択して決定します。

この時に決定するKO価格が事実上の最終損切りラインになり、ノックアウトオプションではこれ以上の損失は絶対に発生しません。
ただ、このKO価格は後から変更が効かず、狭く設定しすぎると取引開始からすぐにKOされてしまうことになってしまいます。
僕も最初の頃はよく失敗していたのですが、KO価格はできるだけ広めに設定しておくのがおすすめ。
そしてKO価格よりも狭いポジションに逆指値を設定しておき、損切りラインの調整を行うのが良いでしょう。

また、ノックアウトオプションで指値や逆指値を用いて設定を行う方法については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
成行での注文しかできない

ノックアウトオプションでは注文方法が普通のFXとは異なっていますので、注意が必要になります。
KO価格の設定についても上記で記載したように気をつけなければなりませんが、注文方法が成行しかないことも事前に把握しておきましょう。
例えば、FXであれば事前に指値や逆指値で「相場がここまで変動したら自動で注文してもらう」ということができます。
しかし、ノックアウトオプションでは基本的に目視で相場の変化を読み取り、手動で注文を入れなければなりません。
事前に注文を入れておき、”変動を待つ”というスタイルでのトレードは行えないので理解しておきましょう。
スプレッドが広い
この他にも、スプレッドが通常のFXよりも広めに設定されていることも難点と言えます。
具体的には、2021年9月現在で次のようなスプレッドです。

最もメジャーな通貨ペアであるドル/円において0.6銭のスプレッドになっており、通常のFXでは0.2銭であることを踏まえると広めであることが分かります。
ただ、このスプレッドは他社と比較しても狭い水準であり、スプレッドを考慮しても資金効率が良いので利用する価値はあるでしょう。
IG証券は口座開設キャンペーン実施中!


もし、これからノックアウトオプションを始める場合はIG証券がおすすめです。
IG証券では現在新規での口座開設キャンペーンが行われており、最大で6万円ものキャッシュバックを狙えるチャンスがあります。
具体的な手順としては、以下の流れでキャンペーンに応募することが可能です。
- キャンペーン情報を登録し、完了する
- 口座を新規で開設する
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- 初回の入金を50万円以上行う
- 口座の開設申し込みから30日以内に取引を実施する
最大で6万円ものキャッシュバックがもらえれば、取引を行う上でもかなり有利になりそうですね。
詳細については以下の記事で解説していますので、参考にしてください。

さらに株・為替・商品の300を超える銘柄が1口座でトレードでき、スリップ保証も魅力的。
まとめ
今回の記事では、ノックアウトオプションの資金効率について解説しました。
- ノックアウトオプションは資金効率が良く、実質レバレッジ1,000倍を超えることもある
- 少額で取引ができ、2,000円でポジションを持てる
- 税金対策や取引可能銘柄が多いことも魅力
- 成行でしか注文できないことや、KO価格の変更ができない点に注意
ノックアウトオプションは資金効率も良く、少額から取引を行うことができます。
少ない資金で大きな利益を狙いたい方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。