24時間取引が可能なことでも人気のFX取引ですが、年末年始の取引はどのようになるのか、知りたい方も多いと思います。
今回は、マネースクエア株式会社が特許を取得した「トラリピ」など独自のサービスが人気のマネースクエアFX、マネースクエアCFDの取引時間についての概要を徹底解説していきます。


通常時の取引時間に加えて、サマータイム移行時や年末年始の取引時間についても詳しく説明します。
- マネースクエアの取引時間
- 米国・欧州がサマータイム移行時の取引時間の変更について
- 米国・欧州が冬時間へ移行時の取引時間の変更について
- 年末年始の取引時間
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マネースクエアの取引時間
それではここから、マネースクエア(MONEY SQUARE)の取引時間について解説していきます。
基本的に24時間取引ができ、取引時間の制限がないのがFX取引の特徴です。
マネースクエアでは週初メンテナンスが終わる月曜日の午前7:20から土曜日の午前6:50まで取引ができます。
ただし毎日30分、日次メンテナンスを行うため、その時間だけは取引ができません。
メンテナンスに関しては、以下の3つの注意事項があります。
- 日次メンテナンスの時間(30分間)は夏時間と冬時間によって変わる
- メンテナンス中はログインできず、トレード画面に入れない
- メンテナンスは諸事情により時間帯が変更となる場合がある
夏時間と冬時間に関しては、欧米諸国がサマータイム制を導入していることもあり、メンテナンスの時間が異なります。
サマータイム時の取引時間に関しては、後ほど詳しく解説します。
マネースクエアは土日祝日の取引ができる?
平日は仕事をしていてまとまった時間が取れないため、土日や祝日に取引したいと考えるトレーダーも多いと思います。
そこでマネースクエアでは、土日祝日に取引はできるのか詳しく解説します。
土日の取引はなく、祝日は取引できる
マネースクエアでは、基本的に土日はFX取引ができません。
土日にFX取引できない理由は、世界のほとんどの外国為替市場が休場しているからです。
土日はストリーミング注文を除く注文をすることはできますが、その取引が成立するのは週初メンテナンス明けの月曜日になります。
ただし、休日は平日と同じように注文や取引が可能です。
クリスマスはニューヨークやロンドンといった主要な外国為替市場が休場のため、営業時間を短縮する場合があるため注意が必要です。
夏時間(サマータイム)の移行に伴う取引時間の変更
過去の例を参考に夏時間(サマータイム)への移行のタイミングと、実際の取引時間を詳しく解説します。
2022年は3月の第2日曜日である3月13日からアメリカが、2週間後の3月第4日曜日の3月27日からヨーロッパが夏時間(サマータイム)へ移行しました。
それに伴い、マネースクエアでも取引時間が変更となりました。
2022年3月13日(日)~2022年11月6日(日)の期間
月曜日:午前7:20~翌午前5:50
火~金曜日:午前6:20~翌午前5:50
上記の通り、サマータイムの期間は日時メンテナンスの時間が午前5:50~午前6:20の30分間となります。
また、アメリカとヨーロッパで夏時間(サマータイム)への移行タイミングが異なることから、マネースクエアCFDの取引時間は少し複雑になります。
下記表を参考にして下さい。
米国夏時間/欧州冬時間 | 米国・欧州共に夏時間 | |
---|---|---|
運用期間 | 2022年3月13日(日) ~ 2022年3月27日(日) | 2022年3月27日(日) ~ 2022年10月30日(日) |
日経225・NYダウ・NASDAQ-100 | 午前8:30~翌日午前5:00 | 午前8:30~翌日午前5:00 |
DAX® | 午後4:00~翌日午前5:00 | 午後3:00~翌日午前5:00 |
FTSE100 | 午後5:00~翌日午前5:00 | 午後4:00~翌日午前5:00 |
金ETF・原油ETF | 午前9:00~翌日午前5:00 | 午前9:00~翌日午前5:00 |
冬時間(標準時間)からの移行時は、アメリカだけがサマータイムに移行している期間が2週間ほどあります。
その後アメリカ・ヨーロッパ共にサマータイムへ移行と、2段階に分かれて取引時間が変わるので注意が必要です。
冬時間(標準時間)の移行に伴う取引時間の変更
続いて、冬時間(標準時間)の取引時間についても、過去の例を参考に解説します。
2021年は10月の最終日曜日である10月31日からヨーロッパが、翌月の11月第1日曜日の11月7日からアメリカが夏時間(サマータイム)から冬時間(標準時間)へ移行しました。
これに伴い、マネースクエアの取引時間も以下のように変更になりました。
2021年11月7日(日)~2022年3月13日(日)の期間
月曜日:午前7:20~翌午前6:50
火~金曜日:午前7:20~翌午前6:50
冬時間(標準時間)への移行後は、日時メンテナンスの時間が午前6:50~午前7:20になります。
また、マネースクエアCFDの取引時間も以下のように変更となります。
欧州冬時間/米国夏時間 | 米国・欧州共に冬時間 | |
---|---|---|
運用期間 | 2021年10月31日(日) ~ 2021年11月7日(日) | 2021年11月7日(日) ~ 2021年3月13日(日) |
日経225・NYダウ | 午前8:30~翌日午前5:00 | 午前8:30~翌日午前6:00 |
DAX® | 午後4:00~翌日午前5:00 | 午後4:00~翌日午前6:00 |
FTSE100 | 午後5:00~翌日午前5:00 | 午後5:00~翌日午前6:00 |
金ETF・原油ETF | 午前9:00~翌日午前5:00 | 午前9:00~翌日午前6:00 |
具体的にはアメリカ・ヨーロッパ共に冬時間に移行後は、DAX®とFTSE100の取引開始時刻が1時間遅くなり、全銘柄の取引終了時刻が午前6時までと1時間遅くなりました。
2022年度冬時間移行時の取引時刻はまだ発表されていませんが、上記を踏まえた期間や取引時刻が参考になると思われます。
マネースクエアは年末年始の取引ができる?
では年末年始の取引はどうなるのか、こちらも過去の例を参考に詳しく解説します。
2021年~2022年にかけての年末年始では、マネースクエアFXの取引は以下のように行われました。
上記の通り、12月31日大みそかの取引においては取引終了時刻が午前6時までに短縮されています。
2022年は1月1日と2日が土日だったため、1月3日より通常通りの取引時刻で取引が再開しています。
振込入金は1月1日~1月3日の期間において入金ができず、出金は12月31日~1月3日まで対応ができないの注意が必要です。
クイック入金だけは、マネースクエアと提携金融機関のメンテナンス時間を除き、24時間利用が可能です。
続いて、マネースクエアCFDの年末年始の取引状況を見てみましょう。
マネースクエアCFDの年末年始の取引については、各銘柄で多少異なっています。
全銘柄を通して年始の1月1日と2日は土日のため休場していますが、DAX®とFTSE100はその前後でも休場があり注意が必要です。
また、振り込み入金・出金共に12月31日~1月3日までの期間については対応不可となっています。
クイック入金はマネースクエアFX同様、メンテナンス時間を除いて24時間利用できます。
では最後に、マネースクエアのお問い合わせ窓口の年末年始のスケジュールを紹介します。
2021年から2022年の年末年始にかけては、お問い合わせ窓口は下記の通り12月31~1月3日に欠けて休業しています。
メールでの問い合わせについては、12月30日の午後5時以降分は2022年1月4日以降に順次回答とのことでした。
年末年始は通常の土日休業に加え、長めの休業になりやすいので、お問い合わせの場合は余裕を持って早めの確認がおすすめです。