海外FX業者でトレードするメリットの1つに、破格のボーナスがもらえる制度があります。
海外FX業者の多くが、口座開設や入金するだけでFX取引に使用できるボーナスが付与するキャンペーンを実施しており、うまく活用すれば少ない資金で大きな利益を狙えます。
ただし、Tradeview(トレードビュー)は希少価値の高いプラットフォームcTraderの利用や最大レバレッジ500倍のハイレバレッジ取引ができるため人気ランキングでも上位の反面、他の海外FX業者で提供されているようなボーナスは用意されていません。


なぜTradeviewでは、海外FX業者を選ぶ基準になるボーナス制度をあえて用意していないのでしょうか。
その理由とともに、この記事ではTradeviewのボーナスについて徹底解説していきます。
- Tradeviewがボーナスを提供していない理由
- Tradeviewの取引環境
- Tradeviewでボーナスを受け取る方法
もくじで見る
Tradeviewはボーナスキャンペーンを開催していない

Tradeviewでは、2022年現在ボーナスキャンペーンは実施していません。
通常、海外FX業者の大半が下記のような3種類のボーナスやキャンペーンを常時開催しています。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
- キャッシュバックキャンペーン
「口座開設ボーナス」とは、取引口座開設だけで追加ボーナスが提供される、トレーダーにとってうれしいキャンペーンです。
「入金ボーナス」とは、取引口座へ入金するだけで入金額の最大2倍程度のボーナスが獲得できるキャンペーンです。
ちなみに以上2種類のボーナスは、トレードに使用して利益を上げて初めて出金できますが、自己資金を最小限しか使わずトレードできる資金が得られる点で魅力があります。
また「キャッシュバックキャンペーン」とは、トレード内容や一定の条件を満たした場合に、ボーナスなどが付与されるキャンペーンです。
そのほかにも海外FX業者によっては、トレード実績に応じたプレゼント獲得キャンペーンなどが用意されている場合があります。
以上のようなボーナスは、大半の海外FX業者で当たり前に提供されていますが、Tradeviewでは開催されていません。
Tradeviewでボーナスキャンペーンが開催されない2つの理由
Tradeviewでボーナスキャンペーンが開催されない最大の理由は、サービスに力を入れているからです。
ボーナスを提供しようとした場合、ボーナスキャンペーンの告知・施行・個人の状況を確認し、付与するなどの業務が増え、Tradeviewの運営だけでかなりの費用がかかることになります。
- ボーナスよりもスプレッドの狭さに力を入れている
- 他ブローカーよりも充実したトレード環境が整っている
ここからは、ボーナスキャンペーンが開催されない代わりにTradeviewにはどのようなサービスがあり、どこに費用をかけているのかを解説します。
1.ボーナスよりもスプレッドの狭さに力を入れている
Tradeviewでは、ボーナスよりもスプレッドの狭さに力を入れています。
通貨ペアごとにあらかじめ設定されている為替レートの売値と買値の差のことです。スプレッドの開きが小さいほうがお得で、開きが大きいとその分支払わなければならない手数料が高くなります。
実は、他社海外FX業者でもらえるボーナスは無償ではなく、ボーナスにかかったコストはスプレッドや取引手数料に上乗せされ、結局トレーダーに跳ね返ってきています。
次にTradeview各口座のスプレッドと取引スペックを、下記一覧にしました。
Tradeview口座 | X leverage口座 | ILC口座 | cTrader口座 | Viking口座 |
---|---|---|---|---|
注文方式 | STEP | ECN | ECN | STEP |
取引手数料 | なし | 片道2.5USD/ロット | 片道2.5USD/ロット | 片道3USD/ロット |
平均スプレッド | ドル/円1.9pips | ドル/円0.2pips | ドル/円0.2pips | ドル/円0.3pips |
最低スプレッド | ドル/円1.7pips | ドル/円0.0pips | ドル/円0.0pips | ドル/円0.1pips |
例えば日本で有名な海外FX業者のXMは、ボーナスが豊富な代わりに、スプレッドがアメリカドル円で1.6pipsと広めです。
また、ECN口座の取引手数料も1ロット往復10ドルとかなり高めの設定になっています。
その反面Tradeviewのスプレッドは、FX経験者に特におすすめなILC口座や、オリジナルツールcTraderが使えるcTrader口座では0.2pipsと破格の設定です。
また、ECN口座の取引手数料は1ロット往復5ドルで、有名他業者が6ドル〜10ドルと比較してもとてもリーズナブルと言えます。
このようにTradeviewでは、ボーナスキャンペーンにかける費用を実際のスプレッドや取引手数料の削減に反映させ、あえてボーナス付与しない運営することでトレーダーに還元しているのです。
2.他ブローカーよりも充実したトレード環境が整っている
Tradeviewは、他ブローカーよりも充実したトレード環境が整っている海外FX業者です。
同社は運営歴約20年を迎えた中堅ブローカーで最大35,000ドルの信託保全を保証しており、CIMAのライセンスも取得しているため、安心して取引できる海外FX業者です。
日本への本格的な進出が近年のため、日本での知名度はまだ高くありませんが、企業理念は「トレーダーへ最高のトレード環境を提供することが使命」としているように、業界ナンバー1の低スプレッドと高い約定力を兼ね備えています。
Tradeviewのトレード環境は良いの?
実際に、他ブローカーに比べTradeviewのトレード環境・条件は良いと断言できます。
Tradeviewでは、ボーナスキャンペーンがない代わりに、以下5つのトレード環境が整えられています。
- 通貨ペアが36銘柄で株式、ETFを取り扱っている開設ボーナス
- 50社以上のリクイディティプロバイダを使用している約定力の高さ
- 4つの取引ツールが使える
- 圧倒的なスプレッドの狭さ
- 初心者から中上級者まで対応の4種類の口座タイプ
それではここから、Tradeviewのトレード環境について1つずつ解説します。
1.通貨ペアが36銘柄で株式、ETFを取り扱っている
Tradeviewでは通貨ペアが36銘柄で、株式とETFを取り扱っています。
「Exchange Traded Fund」の略で上場投資信託とも言われ、株価指数など特定の指標への連動を目指す投資信託であり、さらに、上場しているため株式のように売買できる特徴があります。
海外ETFのメリットは、小額で分散投資が可能・いつでも売買可能・保有コストが抑えられることが挙げられます。
他海外FX業者と比べて、Tradeviewの取り扱い通貨ペア36種類は平均的な数ですが、ETFを27種類と豊富に取り扱っていることが大きな特徴です。
以下は、Tradeviewの取り扱い銘柄一覧です。
取り扱い銘柄 | 銘柄数 |
---|---|
外国為替 | 36 |
貴金属 | 3 |
エネルギー | 2 |
商品 | なし |
株式 | 36 |
株式指数 | 7 |
債権 | なし |
ETF | 27 |
仮想通貨 | 5 |
他にETFの取り扱いをしている有名な海外FX業者は、iForexやHotForexがあります。
2.50社以上のリクイディティプロバイダ使用による約定力の高さ
TradeViewでは、50社以上におよぶリクイディティプロバイダの中から、トレード時にベストプライスを提供するシステムを採用することにより、高い約定力を誇っています。
取引サーバーがCN5のLD4データセンターにあるため、グラスファイバーケーブル接続を介してリクイディティプロバイダに接続することで高速約定を実現しているのです。
Tradeviewはボーナスキャンペーンではなく、トレードシステムの補強に経費をかけることで、快適で確実なトレード環境を提供しているのです。
3.4つの取引ツールが使える
Tradeviewでは、以下4つの取引ツールが利用可能です。
- MT4
- MT5
- cTrader
- Currenex
Tradeviewで使えるプラットフォームは、MT4・MT5だけでなく、cTraderやアメリカのカリネックス社がプロ投資家やヘッジファンドに向けて開発したCurrenexというプラットフォームでの取引もできる充実ぶりです。
特にcTraderは、スキャルピングやデイトレードに特化したおすすめの高機能トレードツールです。
- チャート上で注文、予約注文の変更も可能
- 多様な時間軸・テクニカルツール・描写ツールを標準で搭載
- 短期売買に特化した取引ツール
- ワンクリックで成行・途転・一括決済などができる
- スマートフォン・タブレット対応
- FIX API・cMirror対応・cAlgoによる自動売買が可能
- 多言語対応
cTraderは、もともとはECN取引専用に開発されたという背景か透明性が高く、TraderviewのILC口座アカウントとの相性も抜群なので、ぜひトライしてみてください。
4.圧倒的なスプレッドの狭さ
Traderviewは、圧倒的なスプレッドの狭さが評判の海外FX業者です。
特にILC口座は、ECN口座としてスプレッド0.2pipsと海外FX業界で断トツの狭さで、国内FX業者にも引けを取りません。
TradeviewのILC口座のスプレッドを通貨ごとに、他社のスペックが似た口座と比較しました。
通貨 | Traderview | AXIORY | TradersTrust |
---|---|---|---|
口座タイプ | ILC(MT4) | ナノスプレッド | プロ |
USD/JPY | 0.1〜0.2pips0.1~0.2pips0.1〜0.2pips | 0.2~0.4pips | 0.7~0.9pips |
EUR/JPY | 0.1~0.3pips | 0.4~0.6pips | 0.7~1.0pips |
AUD/JPY | 0.2~0.4pips | 0.5~0.7pips | 0.9~1.2pips |
CAD/JPY | 0.7~0.8pips | 0.5~0.7pips | 0.9~1.1pips |
CHF/JPY | 1.1~1.3pips | 0.5~0.9pips | 0.9~1.4pips |
GBP/JPY | 0.7~0.9pips | 0.7~1.0pips | 0.9~1.6pips |
NZD/JPY | 0.8~1.0pips | 0.8~1.0pips | 1.4~1.7pips |
EUR/USD | 0.1~0.2pips | 0.1~0.3pips | 0.4~0.5pips |
いずれも中上級者向けの口座タイプになりますが、圧倒的にTraderviewのスプレッドが狭いことがわかります。
ボーナス還元がない分、スプレッドを充実させることで、他社と比較しても大幅に狭いスプレッドを実現しています。
5.初心者から中上級者まで対応の4種類の口座タイプ
Traderviewには4種類の口座タイプがあり、初級から中上級者までの全てのトレーダーに対応しています。
- X leverage口座
- ILC口座
- cTrader口座
- Viking口座
まず基本口座はスタンダード口座であるX leverage口座と、中上級者向けのILC口座の2種類です。
ILC口座の中でも、取引ツールにcTraderを使用する口座をcTrader口座、Currenexを使う口座をViking口座と呼んでいます。
Tradeview口座 | X leverage口座 | ILC口座 | cTrader口座 | Viking口座 |
---|---|---|---|---|
特徴 | 気軽に開設でき、初心者におすすめ | より良い条件を求める中・上級者向け | 板情報開示で常に公平な取引環境 | 大ボリューム・ハイスピードな取引でもビクともしない優れた取引ツール |
取引ツール | MT4・MT5 | MT4・MT5 | cTrader | Currenex |
取引形態 | NDD STP | NDD ECN | NDD ECN | NDD ECN |
通貨 | JPY、USD、EUR、AUD、CAD、GBP、MXN | JPY、USD、EUR、AUD、CAD、GBP、MXN | JPY、USD、EUR、AUD、CAD、GBP、MXN | JPY、USD、EUR、AUD、CAD、GBP、MXN |
取扱銘柄 | 外国為替 貴金属 エネルギー 株式・ETF 株価指数 仮想通貨 | 外国為替 貴金属 エネルギー 株式・ETF 株価指数 仮想通貨 | 外国為替 貴金属 エネルギー 株式・ETF 株価指数 仮想通貨 | 外国為替 貴金属 エネルギー 株式・ETF 株価指数 仮想通貨 |
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 | 400倍 | 400倍 |
ロット単位 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最小取引単位 | 0.01ロット | 0.1ロット | 0.1ロット | 0.1ロット |
最大取引数量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
最大ポジション | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
取引手数料 | なし | 片道2.5USD/ロット | 片道2.5USD/ロット | 片道3USD/ロット |
平均スプレッド | ドル/円1.9pips | ドル/円0.2pips | ドル/円0.2pips | ドル/円0.3pips |
最低スプレッド | ドル/円1.7pips | ドル/円0.0pips | ドル/円0.0pips | ドル/円0.1pips |
最低入金額 | 1万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
その他に、すべての口座でロスカットは100%、ゼロカットシステムあり、スキャルピング・自動売買・両建てともに可能となっています。
またボーナスだけでなく、マージンコールの設定もないことに注意してください。
以上のことから、Traderviewはボーナスがなくても、トレード環境が整っていてトレードする十分なメリットがあることがわかりました。
Tradeviewでボーナスを受け取る方法はある?
実はTradeviewの取引ボーナスは、キャッシュバックサイトを経由することで受け取れます。
キャッシュバックサイトは何社かあるので、以下で比較していきます。
ちなみに、「FXRoyalCashBack」は取引ごとのキャッシュバックだけでなく、口座開設すると1万円の現金ボーナスがもらえるため大変お得です。
キャッシュバックサイトを経由して口座開設する
Tradeviewをキャッシュバックサイト経由で口座開設または追加口座を開設すると、取引ごとにキャッシュバックを受け取れるシステムになっています。
代表的なキャッシュバックサイトを一覧まとめました。
対象口座 | Taritali | RoyalCashBack | CASHBACK-Victory | FinalCashBack |
---|---|---|---|---|
MT4 / MT5 X Leverage | 8.5ドル | 8.5ドル | 50% | 8ドル |
MT4 / MT5 ILC | 2.125ドル | 2.125ドル | 50% | 2ドル |
cTrader | 2.125ドル | 2.125ドル | 50% | 2ドル |
Currenex | 2.55ドル | 2.55ドル | 50% | 2.4ドル |
表から「TariTali」と「FXRoyalCashBack」のキャッシュバック率が1番高いことがわかります。
TradeViewの新規ユーザーは、RoyalCashBackから新規口座開設することで現金1万円ももらえるので、まずはRoyalCashBackを経由することをおすすめします。
まとめ
Tradeviewのボーナスは、キャッシュバックサイトを経由した口座開設ボーナスと取引キャッシュバックキャンペーンのみの開催ということがわかりました。
- Tradeviewはボーナスよりも、スプレッドの狭さ・トレード環境の整備に運営資金を使っている
- プラットフォームはMT4/5以外にcTraderとCurrenexが使用でき、他社より整っている
- 圧倒的なスプレッドの狭さからILC口座開設がおすすめ
- 「TariTali」か「FXRoyalCashBack」サイトのキャッシュバック率が1番高くおすすめ
Tradeviewはボーナスキャンペーンの代わりに、高い約定力・業界ダントツの狭いスプレッド・信託保全宣言・長年の実績に基づく安全な運営という取引環境への投資に力を入れている海外FX業者です。
Tradeviewでトレードする場合は、まずキャッシュバックサイトを利用して口座開設や取引ごとのキャッシュバックを得るようにして下さい。