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2022年6月より最大レバレッジが1,000倍に増額し、初心者の方にオススメの自動売買(EA)も利用可能なことからますます人気が上がったXMですが、FXにおける有効な取引手法である両建て取引は可能なのでしょうか?

両建ては、一部の海外FX業者では禁止されているほど効果が高いトレード手法となっています。

 
XMで両建てするメリット・デメリットは?
 
XMの両建てのすべてを知りたい!

この記事では、FX初心者〜中・上級者トレーダーのすべて方に役立つようXMの両建て手法について解説します。

この記事でわかること
  • XMで両建ては可能か?
  • XMで禁止されている両建て取引
  • 禁止されている両建てするとXMにバレるのか?
  • XMで両建てするメリット
  • XMで両建てする際の注意点
  • XMでできるおすすめの両建て手法

XMは両建てが禁止されている?

XMtrading
出典:XM

XMは両建てが認められている海外FX業者になりますが、そもそも両建てとはどのような手法なのでしょうか。

両建てとは?

同じ通貨ペアで、ロング(買い)とショート(売り)の両方のポジションを同時に保有する取引のことです。通常、FX取引では買いか売りのどちらか一方のみのポジションを持つことが多いですが、両建てすることで、含み益や含み損を固定できるため、価格変動のリスクを減らせます。

このように、両建ては合理的な取引手法で、両建てすると様々なメリットが得られます。

ちなみに国内のFX業者は基本的に両建て禁止となっていますが、海外FX業者はプラットフォームがMT4もしくはMT5で統一され、取引における監視・管理が可能なことから両建てを認めている業者が多くなっています。

両建ては効果が高い取引手法

両建てはうまく使えば、効果が高い取引手法です。

例えば、「年末に含み益があるポジションを保有している場合」に、年内にポジションを決済すると年間収支がプラスとなり税金が発生してしまうため、両建てとして年内はあえてポジションを持ち続け、翌年に繰り越すというテクニックが使えます。

また、「長期的と短期的な取引で利益を出す」という観点で考え、ロングとショートの両方のポジションを同じ口座で持つトレード手法を取る場合があります。

その手法を一時的に両建てとして利用し、両方のポジションを持つことで、うまく運用できれば小さな利益と大きな利益両方を狙うことが可能になります。

このように両建ては上手に運用できれば、とても効果が高い取引手法と言えます。

XMでは同一口座内での両建は可能

XMでは、同一口座内であれば両建てが認められています

XMでは、同じアカウント内に最大8つまで無料の口座を作成できますが、単一の口座内でのみ両建てする分には問題ありません。

例えば、保有中のポジションで含み損が発生している場合に、同一口座内で両建て手法を活用する方法を考えてみます。

ショートポジションで含み損が発生していても、今後トレンドが逆転しプラスとなりそうなタイミングで、ロングポジションも取ることで、現在のショートの含み損を拡大させることなくポジションをキープできるという方法が取れます。

そして、トレンドが転換したタイミングを確認後、ロングポジションを決済すれば利益を確定できます。

以上のように、同一口座内でうまく両建てを活用することで、利益が得られる可能性が上がります

無料で8つの口座開設ができる

XMでは、最大8口座を無料開設し運用できます。

複数口座の開設方法もとても簡単で、XMのマイページから追加口座の開設をクリック・エントリーし、今後利用したい口座タイプを選択します。

そして、XMカスタマーサービスから来る「MT4やMT5の取引口座のログイン情報」が記載されたメール確認後、取引プラットフォームへログインすれば開設完了です。

最初の口座開設時は審査が必要ですが、2つ目以降の複数口座の開設は、公式サイトの手続きだけで即座に完了し、新たに審査などを受ける必要はありません。

ただし、両建てできるのは同一口座間のみのため、2つ目以降の口座を利用して両建てをしないようにしてください。

XMで禁止されている4つの両建て取引

XMでは、4つの両建て取引が禁止されています。

XMでは同一口座内のみの両建てが認められていますが、それ以外の以下4つの両建ては禁止されています。

XMで禁止されている4つの両建て取引
  1. XM内の別口座間での両建て
  2. XM口座と別の海外FX業者の口座間での両建て
  3. 複数人での両建て
  4. 1つの通貨をヘッジするための両建て

もし禁止されている両建てをすると、利益の取り消しや出金拒否、最悪の場合は口座凍結などの罰則があるので注意してください。

それではここから、XMで禁止されている両建てについて1つずつ解説します。

1.XM内の別口座間での両建て

XM内における同アカウントの別口座を利用した両建ては禁止です。

例えば、XM内・同アカウントで複数の口座を保有し、それぞれにポジションを持って取引する際、Aという口座でドル円のロングポジションを持ち、Bという口座でドル円のショートのポジションを持つとします。

このパターンは「違う口座間で両建てしている」というXMの両建て禁止行為に当てはまり、処罰の対象になります。

XM内の別口座間での両建てが禁止されている理由は、XMが「マイナス残高リセット」という追証なし・ゼロカットシステムを提供しているからです。

マイナス残高リセットとは?

万一の暴騰・暴落で口座残高を越える損失が発生しても、ユーザーにマイナス分は請求されず、損失分はXMが請け負うというシステムです。「追証なしのゼロカットシステム」と同じです。

実は「マイナス残高リセット」を「別口座間での両建て」と組み合わせると、常にXM側が損をし、トレーダーは利益が出る取引が可能になってしまいます。

例えば、2つの口座に少額を入金しそれぞれで売りと買いのポジションを持ち、その後レートが大きく動き、一方は大きく利益が出て、もう一方は残高分の損失のみで終わる取引したとします。(※実際はXMの禁止事項取引のためできません)

この場合、その損失が出た口座のマイナス分は「マイナス残高リセット」によりXMが負担することになり、実質トレーダーはマイナス分については何も負担がなく、大きく利益が出た分だけ得をするということになります。

このように、必ず XMが損をするトレードを可能にしてしまうとXMの運営自体が危険になり、安全な取引環境を提供できず他のトレーダーにも危害が及びます。

そのため、あくまでも両建ては同じ口座内でのみ許可されていて、違う口座内での両建てはルール違反となるので注意してください。

2.XM口座と別の海外FX業者の口座間での両建て

XMの口座と別の海外FX業者の口座をまたいでの両建ては禁止されています。

レバレッジやスプレッドは各海外FX業者によって違いがあるので、最も有利な条件のトレードを使い分けるために、複数の業者で口座開設しているトレーダーが多くいます。

その場合のよくある例が、XMでドル円のロングポジションを持っていて、他の海外FX業者でドル円のショートポジションを持つ取引していることです。

この行為は、XMでは「別の海外FX業者口座間での両建て」と見なされ、規約違反と判断されます。

確信犯的に狙って取引する方もいますが、XMと他業者を併用した両建てはほとんどの方は両建てになっていることに気づかない場合が多いので、徹底して確認するようにしてください

3.複数人での両建て

XM口座内で複数人が両建てすることも禁止されています。

複数人での両建てとは具体的に、1人のトレーダーで両建てするのではなく、バレないように複数のトレーダーと結託して組織的に両建てすることです。

例えば、XMで自分がドル円のショートポジションを持ち、Bさんがドル円のロングポジションを持つと、2人合わせて両建てとなります。

もちろんXMではこのパターンも禁止しています。

意図的に組織ぐるみで両建てしていたグループの不正がバレて、利益が取り消された事例が実際にあります。

XMの両建ての禁止事項をしっかり確認し、注意して取引してください。

4.1つの通貨をヘッジするための両建て

XMでは、1つの通貨において為替変動によるリスクを回避する目的で、口座や業者をまたいで複数ポジションを持つことは、両建てと見なされるため禁止されています。

また、同一通貨ペアだけでなく、片方の通貨を別口座で両建てしても規約違反になる場合があります。

具体的には、別口座間でドル円のロングポジションと、ユーロドルのショートポジションを持つことや、ユーロドルのロングポジションと、ドル円のショートポジションを持つ行為です。

この行為は厳密に言えば両建てではありませんが、実質的な両建てと見なされてしまう可能性があります。

資産凍結のリスクがとても高いので、禁止事項に当たる恐れがある取引はしないようにしてください。

XMで禁止されている両建てはバレるの?

XMで禁止されている両建てをすると、ほぼ確実にバレると言えます。

特に、「別の業者での取引は、XMにバレることはない」と考える方が多いですが、こちらも確実に見つかります。

XMで禁止されている両建てがバレる理由は、海外FX業者は取引プラットフォームとしてMT4やMT5を採用し、各業者間で取引履歴の確認ができるので、業者が違っても両建てしていることが把握できる状況を整えているからです。

また、常にXMの監視スタッフが専属で監視していると言われています。

「きっとバレないだろう」という軽い気持ちで禁止されている両建てをしないように、しっかりルールを守った取引を心がけましょう。

XMで両建てする3つのメリット

XMで両建てするメリットは、次の3つが上げられます。

XMで両建てする3つのメリット
  1. 別々のトレード手法を同時にできる
  2. 証拠金が0になる
  3. XMポイント(XMP)が貯まる

各メリットについて、詳しく解説します。

1.別々のトレード手法を同時にできる

まずXMで両建てすると、別々のトレード手法を同時に適用できるメリットがあります。

例えば1つの通貨ペアに対して、長期的観点からロングポジションを保有し、同時に短期的観点から逆行のショートポジションを持つような組み合わせのトレードが結果的に両建てとなります。

XMでは、上記の両建てを認めているため、スイングトレードとスキャルピングなど異なるトレード手法を同時に行うことが可能です。

2.証拠金が0になる

XMでは「同じロット数での両建てであれば、その両建てポジションでの証拠金は実質0」としています。

一般的に両建てを許可している海外FX業者では、両建てポジションのうち片方もしくは両方で証拠金が必要です。

他海外FX業者に比べ、XMでは両建てしても「同じロット数に限り証拠金がかからない仕組み」を採用しているため、安心して取引できます。

XMで両建てしている間は証拠金に余裕ができるため、証拠金不足による強制ロスカットの発生を心配することなく、効率よく資金運用できます。

3.XMポイントが貯まる

XMのポイントプログラム
出典:XM

XMでは、両建てに応じてXMポイント(XMP)が増え、効率よく貯められるというメリットがあります。

XMポイントとは?

XMロイヤルティプログラム」のXM独自ポイント還元システムキャンぺーンのことです。貯まったXMポイントは、XMでの取引に利用できるボーナスクレジットに換金できます。換金率はXMP÷3ドルで、3ポイント=1ドル分のボーナスになります。

取引内容に応じて以下のように会員ランクがアップして、獲得できるポイント数がアップする仕組みになっています。

獲得ポイント一覧
  • Executive(7XMP/lot): 初回取引完了後
  • Gold(10XMP/lot):Executiveレベルスタートから30日後
  • Diamond(13XMP/lot):Executiveレベルスタートから60日後
  • Elite(16XMP/lot):Executiveレベルスタートから100日後

ただし、XMポイントを稼ぐ目的の両建ては禁止されているので注意してください。

両建て取引を続けた結果、ランクアップしてポイントが貯まったという形であれば禁止行為に触れないので問題ありません。

XMで両建てする際の5つの注意点

XMで同じ口座内の両建て取引する際、5つの注意点があります。

XMで両建てする際の5つの注意点
  1. 2つのポジションを決済する場合は同時決済する
  2. 片方のポジションを決済する場合は証拠金維持率の減少に注意する
  3. 指標発表時や窓開け狙いのトレードを何度も行わない
  4. スワップポイントが相殺される
  5. コストが2倍かかる

それではここから、1つずつ詳しく解説します。

1.2つのポジションを決済する場合は同時決済する

XMの両建て取引では、保有しているロングとショートポジションを両方とも決済する場合は、同時決済が原則です。

もしも個別決済してしまうと、時間差で含み益が減少したり、逆に含み損の拡大を招く可能性があるので注意してください。

ちなみに、通常のポジション決済は複数・同時には行えませんが、MT4を使うと簡単にできます。

具体的な同時決済方法は、MT4で両建てしている通貨ペアの注文画面を開き、「注文種別」を「両建て解除」に変更するだけなのでとても簡単です。

2.片方のポジションを決済する場合は証拠金維持率の減少に注意する

片方のポジションを決済する場合は、証拠金維持率に注意して決済が必要です。

両建てしているロングとショートポジションは、時間差の含み益の増減を気にしないのであれば、必ずしも両方同時に決済する必要はなく、片方だけの決済が可能です。

この場合、両建て取引を解除することになり、保有しているポジションの証拠金が必要になるため、証拠金維持率が下がります。

保有しているロット数により、証拠金維持率が強制ロスカットラインを下回り、資金を失う可能性があるため、片方のポジションを決済する場合は証拠金維持率を確認してください。

3.指標発表時や窓開け狙いのトレードを何度も行わない

指標発表時や窓開け狙いの両建てトレードを確信犯的に何度も行うと、罰則対象となるので注意してください。

大きな値動きがあるパターンとして、重要指標発表時や週明けの窓空けがありますが、XMでは重要指標発表時や週明けの窓空けを狙ったトレード自体は、明確に禁止されていません。

しかし、相場の急変動が起こる可能性がある状況で両建てだけでなく、ゼロカットを利用しマイナス残高をリセットする取引やハイレバレッジ取引を利用したトレードを頻繁に行うことで、XMの規約違反になる恐れがあります。

規約違反になる可能性のある取引は、口座凍結や取引停止など厳しい罰則があるので行わないよう注意してください。

4.スワップポイントが相殺される

XMで両建てすると、スワップポイントが相殺され、結局コストだけがかかってしまうという場合があります

スワップポイントとは?

「法定通貨の政策金利差」と呼ばれ、保有する通貨ペアに該当する2ヶ国間の金利差によって発生する利益もしくは損失のことを指します。日をまたぐタイミングで、政策金利が高い方の通貨を保有していると、金利差が日割りでもらえ、安い方を保有していると金利を払うという仕組みです。具体的には、米ドル/円を買うと米ドルを保有、売ると円を保有するということです。

例えば、日をまたいでポジションを保有した時にスワップポイントが買いでプラス、売りでマイナスだった場合、プラスマイナスで相殺されてしまいます

さらに最近では、ほとんどの海外FX業者で、主要通貨ペアのスワップポイントは買いも売りも両方がマイナスポイントに設定されていることが多く、ダブルコストになりかねません。

以上から、両建て取引で日をまたぐスイングトレードすることは、明確な理由がない限り控えることをおすすめします。

5.コストが2倍かかる

両建て取引すると、スプレッドや取引手数料がショート・ロング双方のポジションにかかるため、コストが2倍になります

もし為替相場の変動が小さいとコストが増えた分、損をする可能性が高くなります。

例えば、小さなレンジで両建て取引すると、どちらか一方のポジションでは利益が出ても小さく、もう一方のポジションも小さな損失のまま決済を迎えてしまい、結局は手数料の方がかかってしまったという残念な結果になる可能性があります。

両建てする前に、まず「コストが2倍になっても、両建てした方が利益を増やせるのか」をしっかり考えるようにしてください。

XMでできる3つの両建て手法

XMの両建てでおすすめの手法として、以下3つの方法があります。

XMでできる3つの両建て手法
  1. ロスカットを回避するための両建て
  2. 利益を伸ばすための両建て
  3. トレンドを見極めるための両建て

それではここから、1つずつ詳しく解説します。

1.ロスカットを回避するための両建て

XMでできるおすすめの手法の1つは、ロスカットを回避するための両建てです。

ロスカットを回避するための両建てとは?

高いトレンドと逆行したポジションを保有してしまった時に、売りと買いのポジションを入れ替えて、ロスカットを回避する方法です。

XMの「両建ては追加入金が不要」という特徴を活かし、両建てを活用してロット数をキープしたままでポジションチェンジができます。

ポジションチェンジができれば利益の可能性を残し、次のトレードに繋げるチャンスができます。

さらに両建てでXMポイントも効率的に貯めることもできるため、一石二鳥の手法としておすすめです。

2.利益を伸ばすための両建て

利益を伸ばすための両建てとは、利益を固定し相場の様子を見ながら、ポジション決済する取引手法のことです。

利益を少しでも伸ばしたい場合のポピュラーな両建てで、多くの中・上級トレーダーが積極的に使っている取引手法になります。

両建てで利益を固定したまま、最後まで相場を見定めた後に決定できる手法のため、もしも大きく相場が反転したとしても利益を出せることになります。

3.トレンドを見極めるための両建て

両建て取引中は、買いと売り両方のポジションを保有しているので、相場の動きによって損益が発生せず、ポジションを持ちながらトレンドを見極められます

両建て後に相場が上昇トレンドになれば売りポジションを決済し、下降の流れになった場合、買いポジションを手放すことでどちらでも対応できます。

トレンドを見極めてから保有し続けるポジションをどちらにするか選ベるため、リスクを減らした取引が可能です。

このように両建ては、相場トレンドの見極めに有効な手法と言えます。

まとめ

XMでは、同じ口座内であれば両建てが認められています。

XMで両建て取引をうまく活用すれば、リスク回避につながったりXMポイント(XMP)がどんどん貯まるだけでなく、利益を出せるチャンスをより生み出すことに繋がります。

まとめ
  • XMでは同一口座内での両建てのみ認められている
  • 「同一アカウントの複数口座を利用した両建て」「他海外FX業者の口座をまたぐ両建て」「複数人で行う組織的な両建て」は禁止
  • 両建てをすると必要証拠金が0のまま、売り・買いポジション両方を保有できる
  • 2つのポジションを保有している場合、同時決済しなければ損することがある
  • 両建てには「ロスカット回避」「利益を伸ばす」「相場トレンドを見極める」手法がある

ただし、禁止事項に該当する両建て取引すると、レバレッジの引き下げだけでなく、口座凍結・出金拒否の恐れがあることに注意してください。

XMでは、他海外FX業者とすべての取引履歴をMT4またはMT5から共有し、さらにXM内でのシステム監視体制も整えているため、禁止事項に該当する両建て取引をすると禁止されている両建てが必ずバレます。

XMでルールを守りながら、両建てトレードを有効活用し、少ない元手で最大利益獲得を目指しましょう。

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