XMで追加口座・複数口座を開設するには、どのような手段で行えば開設できるのでしょうか。
XMで複数の口座を運用できれば、リスク分散や投資スタイルに合わせて各口座を活用できるなどのメリットが考えられます。


そこでこの記事では、XMの追加口座開設方法や複数口座を開設するメリット、注意点を徹底解説します。
複数口座を運用するメリットばかりに注目してしまうと、想定外の規約違反に引っかかり、最悪の場合は口座が凍結されてしまう可能性があるので注意しましょう。
- XMの追加口座開設方法
- XMで複数口座を開設するメリット
- XMで複数口座を開設する注意点
【スマホ版】XMの追加口座開設方法
ここでは、スマホからXMの追加口座を開設する方法をまとめています。
- XMのマイページにログインする
- 追加口座を開設するに進む
- 取引口座詳細を入力する
- 口座パスワードを設定して開設する
- メールの「お口座の詳細」を確認する
XMの追加口座開設は、複雑な操作はなく、10分程度で追加の口座開設が可能です。
1.XMのマイページにログインする

最初にスマホから、XMのマイページにログインします。
マイページにログインできない場合は、「パスワードをお忘れですか?」から再度パスワードを設定してログインします。
2.追加口座を開設するに進む
マイページログイン後は、「追加口座を開設する」をタップします。
タップ後、マイナンバーの提出画面が表示されても、ここでは入力せずに一旦閉じてしまって問題ありません。
3.取引口座詳細を入力する
続いて、取引口座詳細について入力項目を入力していきます。
ここでは、可能な限り複数口座を使い分けるメリットを活かすためにも、現在所有している口座や取引プラットフォームとは別の口座タイプ・別の取引プラットフォームの組み合わせで開設することをおすすめします。
XMでは取引プラットフォームのMT4・MT5や口座タイプ、基本通貨は追加口座の開設後に変更できません。
そのため、取引プラットフォームのMT4・MT5や口座タイプなどを複数口座で使い分けるメリットを活かすためにも、現在運用している口座タイプなどとは違う口座タイプで開設するのをおすすめします。
レバレッジについては、マイページより後から変更が可能なので、ここでは特別気にせずに進めて問題ありません。
また、追加口座では、新規口座開設ボーナスは付与されないのでご注意ください。
4.口座パスワードを設定して開設する
取引口座詳細入力後、最後に口座パスワードを設定して終了です。
口座パスワードは、8〜15文字で、大文字・小文字・数字の3種類を組み合わせる必要があります。
口座パスワードの失念も危険ですが、既に所有している口座と同じパスワードを使いまわし、そのパスワードが流失してしまう方がはるかに危険です。
少し手間になりますが、異なるパスワードを発行して運用することをおすすめします。
5.メールの「お口座の詳細」を確認する
「リアル口座開設」をタップすると、XMから「お口座の詳細」というメールが登録アドレス宛に届くのでチェックしておきます。
メールには、追加開設した口座のIDやサーバー名が記載されており、それらはMT4やMT5を使う際などで必要な情報のため、紛失や誤って削除することがないよう保存しておくのをおすすめします。
以上で、スマホからXMの追加口座を開設する方法の解説を終了します。
【PC版】XMの追加口座開設方法
ここでは、PC(パソコン)からXMの追加口座を開設する方法をまとめています。
- XM会員ページにログイン
- 追加口座開設フォームを開く
- XM追加口座開設フォームに必要情報を入力する
- 口座ログイン情報をメールで受け取る
- メールの「お口座の詳細」を確認する
PC(パソコン)からXMの追加口座開設方法はスマホと同じ流れで、難しい箇所は特にないので順調に入力が進められれば、10分程度で追加口座が開設可能です。
1.XM会員ページにログイン

最初にパソコンから、XMのマイページにログインします。
マイページにログインできない場合は、「パスワードをお忘れですか?」から再度パスワードを設定してログインします。
2.追加口座開設フォームを開く
マイページログイン後は、「追加口座を開設する」をクリックします。
クリック後、マイナンバーの提出画面が表示されても、ここでは入力等せずに一旦閉じてしまって問題ありません。
3.XM追加口座開設フォームに必要情報を入力する
続いて、取引口座詳細について入力項目を入力していきます。
ここでは、可能な限り複数口座を使い分けるメリットを活かすためにも、現在所有している口座や取引プラットフォームとは別の口座タイプ・別の取引プラットフォームの組み合わせで開設するのをおすすめします。
XMでは取引プラットフォームのMT4・MT5や口座タイプ、基本通貨は追加口座の開設後に変更できません。
そのため、取引プラットフォームのMT4・MT5や口座タイプなどを複数口座で使い分けるメリットを活かすためにも、現在運用している口座タイプなどとは違う口座タイプで開設するのをおすすめします。
レバレッジについては、マイページより後から変更が可能なので、ここでは特別気にせずに進めて問題ありません。
また、追加口座では、新規口座開設ボーナスは付与されませんのでご注意ください。
4.口座ログイン情報をメールで受け取る
取引口座詳細入力後、最後に口座パスワードを設定して終了です。
口座パスワードは、8〜15文字で、大文字・小文字・数字の3種類を組み合わせる必要があります。
口座パスワードの失念も危険ですが、既に所有している口座と同じパスワードを使いまわし、そのパスワードが流失してしまう方がはるかに危険です。
少し手間になりますが、異なるパスワードを発行して運用することをおすすめします。
5.メールの「お口座の詳細」を確認する
「リアル口座開設」をタップすると、XMから「お口座の詳細」というメールが登録アドレス宛に届くのでチェックしておきます。
メールには、追加開設した口座のIDやサーバー名が記載されており、それらはMT4やMT5を使う際などで必要な情報のため、紛失や誤って削除することがないよう保存しておくのをおすすめします。
以上で、PC(パソコン)からXMの追加口座を開設する方法の解説を終了します。
XMで複数口座を開設する5つのメリット
XMで複数口座を開設するメリットは5つあります。
- 各口座タイプの使い分けが可能
- MT4・MT5両方の口座を試せる
- 資金分散することでのリスク分散が図れる
- 複数口座運用でXMポイントを共通で使える
- 異なるトレードスタイルを口座ごとに試せる
複数口座を管理すると、ひとつひとつに目が届きにくくなってしまい、管理が煩雑となってしまいかねませんが、その手間をかけても複数口座を開設するメリットはあるのでしょうか。
そこでここからは、XMで複数口座を開設するメリットを1つずつ解説します。
1.各口座タイプの使い分けが可能
XMで複数口座を使い分ける最大のメリットは、各口座タイプの使い分けが可能になる点です。
XMの口座タイプは、マイクロ口座・スタンダード口座・ゼロ口座の3種類用意されており、それぞれ特徴が異なります。
- マイクロ口座:XM口座の中で最も少額での取引に向いています
- スタンダード口座:XMの口座で最も利用されている標準的な口座です
- ゼロ口座:狭いスプレッドを活かしたトレードができる上級者向け
例えば、初めてマイクロ口座で開設した人が、もう少しまとまった金額を運用するためにスタンダード口座を開設するといったように、それぞれの投資スタイルに合わせて複数口座を使い分けて運用が可能になります。
2.MT4・MT5両方の口座を試せる
XMでは、取引プラットフォームはMT4・MT5の両方利用可能です。
1つの口座につき、MT4・MT5のどちらかしか利用できないところ、XM内で複数口座を開設することでこの問題を解決できます。
MT4は、カスタムインジケーターやミラートレードの種類が豊富で現在でも利用者が多いため、他の海外FX業者でも対応している場合が多く、使い慣れている利用者も多いという特徴があります。
対してMT5は、MT4の上位互換として誕生しているだけあって、動作スピードの早さやチャート分析に便利な機能が多数盛り込まれており、現在でも開発アップデートが続いています。
MT4・MT5はどちらも一長一短あるので、複数口座で使い分けて運用が可能になるのがメリットとして挙げられます。
3.資金分散することでのリスク分散が図れる
複数のXM口座で資金を分散運用することで、リスク分散が図れるメリットがあります。
会員ページより口座の資金を移動することで、証拠金をそれぞれの口座で移動して保有が可能になります。
例えば、ひとつの口座で予想と異なる変動により証拠金がマイナスになってゼロカットシステム発動で資金がロスカットされたとしても、別の口座資金はそのまま残るため全ての資金がなくなってしまうことがなく、複数口座を運用することでリスクを軽減できます。
そのため、資金を抑えたハイレバレッジトレードにチャレンジしてみる場合や、万が一に備えて余剰資金を別口座に移しておくなどの対策ができるのがメリットです。
4.複数口座運用でXMポイントを共通で使える
XMが提供しているボーナスのひとつ「XMロイヤリティプログラム」では、取引したロット数に応じてXMTradingポイント(以降:XMP)が受け取れます。
XMPは口座ごとにたまりますが、受け取れるポイントに上限はないので、貯まったXMPをボーナスに変換して保有する口座で活用可能です。
ただし、ゼロ口座はボーナスの対象外なので、異なる口座での活用をおすすめします。
5.異なるトレードスタイルを口座ごとに試せる
XMで複数の口座を運用することで、異なるトレードスタイルを試すことが容易になります。
例えば、まとまった証拠金を用意してスイングトレードする口座や、常にハイレバレッジでトレードするアクティブな口座、スキャルピングする口座など、異なるトレードスタイルに合わせて口座を運用できるのがメリットとして挙げられます。
XMでは、口座ごとに設定してあるレバレッジはあとから変更が可能ですが、レバレッジも口座ごとに設定を変更することで、より幅広く試せるのでトレードスタイルに合わせた口座運用をおすすめします。
XMで複数口座を利用する際の5つの注意点
XMで複数口座を利用する際の注意点は5つあります。
- 両建てポジション取引禁止事項に接触しないか
- ボーナスは追加口座には新たに付与されない
- 資金移動時のボーナス扱いに注意
- 保有口座は8つまでしかできない
- 運用していない口座は維持費がかかる
複数口座を運用することで、ひとつずつの口座に対して注意がおろそかになってしまいがちで、注意深くみていないと思わぬ失敗に直面する可能性があります。
そこでここからは、XMで複数口座を利用する際に注意すべき項目を1つずつ解説します。
1.両建てポジション取引禁止事項に接触しないか
XMでは、XM内の別口座との両建てを禁止しています。
また、XM以外の口座を使用した取引であっても、両建てポジションとなる取引を禁止しています。
同一通貨にて片方の口座取引では、ロング(買い)ポジションをとり、別の口座ではショート(売り)ポジションを同時期に所有することを指します。
両建てすることで、ゼロカットシステムを悪用した不正行為が行われてしまうため、XMでは同一口座内以外での両建てポジション取引を禁止しています。
別口座での取引が、意図せず両建てのポジションを立ててしまったとしても、XMが定める禁止事項に接触してしまうので、別口座取引での両建てポジション取引にならないかの注意が必要です。
2.ボーナスは追加口座には新たに付与されない
XMで追加口座を開設する手順の項目にある、口座ボーナスを「はい、受け取ります」を選択しても、新たに口座開設ボーナスは付与されません。
ここでの口座ボーナスを受け取る選択は、既に運用している口座に含まれているボーナスを移動した際に受け取るかどうかの選択肢です。
XMが用意しているボーナスは、ユーザー枠が設定されているため、いくら追加で口座を開設しても、既に設定されているボーナス枠には影響を与えません。
ボーナスは口座ごとに新設され付与されるのではなく、上限枠が決まっていることを事前に把握しておく必要があります。
3.資金移動時のボーナス扱いに注意
XMの口座間で資金を移動する際、資金と共に付与されたXMボーナスも一緒に移動金額と同割合のボーナスも移動します。
仮にA口座の残高10万円+ボーナス1万円の口座から、B口座の残高0円+ボーナス0円へ2万円(20%)を移動すると、A口座には残高8万円+ボーナス8千円が残り、B口座には2万円+ボーナス2千円(20%)が一緒に移動することになります。
この資金移動の際、移動先口座が「ゼロ口座や口座ボーナスを受け取らない」を選択して作成した口座の場合は、ボーナス部分が消失しますので注意が必要です。
4.保有口座は最大8つまでしかできない
XMでは、最大8つまでしか口座を保有できません。
XMの会員ページから保有している全ての口座が閲覧でき、口座解約も会員ページから可能なので使わない口座が出てきたら解約まで済ませておくことをおすすめします。
5.運用していない口座は維持費がかかる
XMで口座開設後、90日以上入金や取引履歴がない口座は、休眠口座とされ、毎月$5相当の口座維持費がかかります。
仮に残高が$5未満の場合は、残高が全額差し引かれ、残高がゼロとなった休眠口座は90日間取引がなければ凍結され、二度と使えなくなってしまいます。
XMでは凍結された口座の解除は行っていないため、新規で作り直す必要があります。
不要な口座維持費をとられないためにも、定期的な運用や使わない口座は速やかに口座解約手続きすることをおすすめします。
まとめ
XMで複数口座を運用することで、リスク分散や投資スタイルによって使い分けができるなど多数のメリットがあることが分かりました。
一方、複数口座を運用することで、両建てに関する禁止事項に接触する場面や休眠口座となってしまい、口座維持費がかかるなどの想定外のリスクに直面してしまう可能性もあります。
- XMでは、スマホとPCで追加口座が開設できる
- XMの各口座タイプはそれぞれ特徴が違うため、使い分けが重要
- 複数口座で資産分散することで、リスクを分散できる
- 複数口座を利用した両建て取引禁止事項に違反しないか注意する
- XMで保有できる口座は8つまで
- 運用していない口座は維持費がかかる
複数口座のメリットを活かせるよう、一度に複数口座を運用せず、少しずつ口座を増やしていくことをおすすめします。